プログラム
※発表時間: ロング発表1件30分(発表20分,質疑10分),ショート発表1件20分(発表15分,質疑5分),招待論文発表1件30分
※29日(木)ワークショップの受付は新宿キャンパス 高層棟5階になります
8月30日(金)
会場1:A-0652 | 会場2:A-0611 | 会場3:A-0615 | |
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9:30-10:00 | 受付開始(受付場所:新宿キャンパス 高層棟6階) | ||
10:00-10:15 | オープニング | ||
10:15-11:30 | 基調講演1 座長:位野木 万里(工学院大学) |
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DXレポート作成の背景と政策展開 -ソフトウェア工学研究と産業戦略の観点から-
和泉憲明 氏(経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 ソフトウェア産業戦略企画官) |
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11:30-13:00 | 昼休み | ||
13:00-14:30 | ポスター展示(A-0656) | ||
ポスター展示一覧 | |||
14:40-16:20 | プログラム解析と理解 座長:丹野 治門(NTT) |
ドキュメント,プロダクトライン,プロセス 座長:伏田 享平(NTTデータ) |
既発表論文(1) 座長:徳本 晋(富士通研究所) |
Jact: JavaScriptフレームワーク理解支援のためのプレイグラウンド型ツール [ショート発表] |
ソフトウェアドキュメンテーションのためのクラスタ内文書ランキング [ロング発表] |
COLOR: Correct Locator Recommender for Broken Test Scripts using Various Clues in Web Application (SANER 2019) [招待講演] [ロング発表] |
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カラム数の大きなテーブルに対する入出力例からのSQLクエリの合成 [ショート発表] |
長期的大規模プロジェクトのドキュメントを事例としたトレーサビリティリンク回復の実践と課題 [ショート発表] |
言語モデルによるソースコードの「自然さ」を利用した自動生成ファイルの特定(情処論 60(2))[招待講演] [ロング発表] |
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前処理命令解析と関数呼出し解析に基づく機能スイッチ特定 [ロング発表] |
アーキテクチャ滑走路のソフトウェアプロダクトライン開発への適用と評価 [ショート発表] |
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Revertに着目した不確かさに関する実証的分析 [ロング発表] |
複数プロダクトのエンタープライズアジャイル開発方法の提案と評価 [ショート発表] |
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16:20-16:40 | 休憩 | ||
16:40-18:10 | 自動バグ修正 座長:今井 健男(Idein) |
一般論文 座長:角田 雅照(近畿大学) |
既発表論文(2) 座長:伊原 彰紀(和歌山大学) |
kGenProg: 高拡張性・高処理効率性・高可搬性を備えた自動プログラム修正システム [ロング発表] |
大規模分散処理システムの検証の効率化に関する研究 [ショート発表] |
On the relative value of data resampling approaches for software defect prediction (EMSE 24(2)) [招待講演] [ロング発表] |
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集合知を用いた深層学習による自動バグ修正 [ロング発表] |
空間統計モデルを用いたコード修正ホットスポットの検出に関する考察 [ショート発表] |
How do developers utilize source code from stack overflow? (EMSE 24(2)) [招待講演] [ロング発表] |
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設定ファイルを考慮した自動バグ限局手法の拡張 [ロング発表] |
GQMを利用した組織目標が与えるメトリクスへの影響についての時系列解析 [ショート発表] |
Characterizing Project Evolution on a Social Coding Platform (SNPD 2019) [ロング発表] |
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深層学習によるプロジェクトを跨いだソフトウェア不具合混入予測 [ショート発表] |
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18:30~ | 情報交換会(ワイズ 新宿店: 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル4F(工学院大学直結,JR新宿駅徒歩3分)) |
8月31日(土)
会場1:A-0652 | 会場2:A-0611 | 会場3:A-0615 | |
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09:00-10:00 | 既発表論文(3) 座長:石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学) |
既発表論文(4) 座長:沢田 篤史(南山大学) |
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Automated Patch Extraction via Syntax- and Semantics-Aware Delta Debugging on Source Code Changes (FSE 2018) [招待講演] [ロング発表] |
情報検索に基づくBug Localizationへの不吉な臭いの利用 (情処論 60(4)) [招待講演] [ロング発表] |
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WSQF: Comprehensive Software Quality Evaluation Framework and Benchmark based on the SQuaRE (ICSE 2019) [招待講演] [ロング発表] |
The impact of human factors on the participation decision of reviewers in modern code review (EMSE 24(2)) [招待講演] [ロング発表] |
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10:00-10:15 | 休憩 | ||
10:15-11:30 | 基調講演2 座長:吉田 則裕(名古屋大学) |
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デジタルトランスフォーメーションに向けた真の課題とその対応
冨安寛 氏((株)NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部本部長) |
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11:30-13:00 | 昼休み | ||
13:00-14:30 | 形式手法,テスト 座長:横川 智教(岡山県立大学) |
要求,機械学習システム 座長:鷲崎 弘宜(早稲田大学) |
既発表論文(5) 座長:藤原 賢二(豊田工業高等専門学校) |
ミュータント削減手法の高信頼化に向けて [ショート発表] |
USDM形式の要求記述の曖昧さを軽減する記述構文パターンの提案とその評価 [ショート発表] |
コードクローンのリファクタリング可能性に基づいた削減可能ソースコード量の分析 (情処論 60(4)) [招待講演] [ロング発表] |
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確率的モデル検査器を用いたFRAMモデル理解の支援 [ショート発表] |
深層学習による要求仕様自動分類手法の提案と評価 [ロング発表] |
ランダムフォレストを用いた名前難読化の耐タンパ化性能の評価 (情処論 60(4)) [招待講演] [ロング発表] |
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VDM++仕様を対象としたテストケース自動生成ツールBWDMへのドメイン分析テストの適用 [ショート発表] |
深層学習のフィーチャに基づく学習モデル設計方法の提案と評価 [ショート発表] |
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工業高等専門学校の学生に対する形式手法B-Methodの学生実験の実践 [ロング発表] |
学習モデルグラフ上での仮説検証に基づく機械学習モデル生成方法の提案と自動車センサデータへの適用評価 [ショート発表] |
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14:50-15:50 | バグ予測 座長:渥美 紀寿(京都大学) |
研究アイディア論文 座長:小林 隆志(東京工業大学) |
既発表論文(6) 座長:野中 誠(東洋大学) |
類似した開発者の分類と不具合予測におけるその効果 [ロング発表] |
機械学習によるモデル自動生成の一考察 決定表と決定木によるアプローチ [ショート発表] |
Formulation of process improvement knowledge: 7 components of a good PI story (JSEP 31(1)) [招待講演] [ロング発表] |
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コーディング規約違反メトリクスに基づくソフトウェア変更に対する不具合予測手法の提案 [ロング発表] |
記号実行のためのプログラム前処理機能を導入した業務アプリケーション向けテスト入力値生成システム [ショート発表] |
部門ごとの伝票突合せを反映した業務プロセスの信頼性のアセスメント手法 (情処論 59(9)) [招待講演] [ロング発表] |
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grep風コードクローン検索ツールの提案 [ショート発表] |
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16:00-16:40 | 招待講演 座長:林 晋平(東京工業大学) |
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The Scent of Design Smells: Should Developers Care About It?
Foutse Khomh (Polytechnique Montréal) |
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16:40-17:00 | SIGSE卓越研究賞論文紹介 座長:石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学) |
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タイトル: The Impact of Feature Reduction Techniques on Defect Prediction Models, The Impact of Context Metrics on Just-In-Time Defect Prediction
掲載: Empirical Software Engineering (EMSE) 著者代表講演者: 近藤 将成(京都工芸繊維大学) |
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17:00-17:15 | クロージング |
基調講演
基調講演1:8月30日(金)10:15-11:30
講演者
和泉憲明 氏(経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 ソフトウェア産業戦略企画官)
講演タイトル
DXレポート作成の背景と政策展開 -ソフトウェア工学研究と産業戦略の観点から-
講演概要
経済産業省では,我が国企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現していく上でのITシステムに関する現状の課題の整理とその対応策の検討を行い,『DXレポート〜ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開〜』として報告書を取りまとめた.本講演では,政策担当者の視点,ならびに,ソフトウェア工学研究の経験から,国内外の技術動向を交え,同レポートを取りまとめるにあたっての問題認識や課題解決・競争力強化のための方向性について紹介する.
基調講演2:8月31日(土)10:15-11:30
講演者
冨安寛 氏((株)NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部本部長)
講演タイトル
デジタルトランスフォーメーションに向けた真の課題とその対応
講演概要
経済産業省がまとめたDXレポートで言及されているように,現在,多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)による変革を求められています.DXの実現には,クラウド,マイクロサービス,AI,IoTといった最新技術の適用が求められる一方,その適用による真の価値を得ようとした場合,莫大な既存システムとの連携・統合が大きな課題となります.本講演では,実際に生じている問題を示すとともに,このような問題が生じるに至った歴史的背景を説明し,解決のために必要と考える技術領域について言及します.また,この文脈で産学連携がどうあるべきかについて,産業側の意見を述べたいと思います.
招待講演(Invited Talk)
8月31日(金)16:00-16:40
Presenter
Prof. Foutse Khomh (Polytechnique Montréal)
http://www.khomh.net/
Title
The Scent of Design Smells: Should Developers Care About It? (Slide: scent-of-design-smells)
Abstract
Design smells also known as Antipatterns identify “poor” solutions to recurring design problems. These design smells stem from experienced software developers’ expertise and are conjectured in the literature to negatively impact systems, for example by making classes more change-prone and–or fault-prone. They are generally introduced in systems by developers who do not have sufficient knowledge and/or experience in solving a particular problem or who have misapplied some design patterns. In practice, antipatterns are in-between design and implementation: they concern the design of one or more classes, but they concretely manifest themselves in the source code as classes through specific code smells.
In this talk I will present you a series of studies that we have conducted over the years to assess the impact of antipatterns and code smells on different software quality attributes. I will show you how anti-patterns and code smells affect the change- and fault-proneness of classes and their understandability. I will also show how certain antipatterns significantly impact the energy efficiency of mobile applications.
ポスター発表・展示
ポスター発表・展示(論文あり)
- 古川 貴一, 櫨山 淳雄(東京学芸大学),橋浦 弘明(日本工業大学), 鷲崎 弘宜(早稲田大学)
- ウォーターフォール型ソフトウェア開発 PBL におけるビルドエラーの調査方法の提案
- 山田 侑樹, 櫨山 淳雄(東京学芸大学)
- ソフトウェア開発初学者を対象としたSDPBLにおける学習者のセキュリティ意識向上を促すBotシステムの提案
- 鈴木 萌那, 宮下 弓槻, 櫨山 淳雄(東京学芸大学), 橋浦 弘明 (日本工業大学)
- ソフトウェア開発PBLにおけるタスク依存関係の理解を支援するGitHubを用いた学習支援システムの提案
- 吉田 優介, 橋浦 弘明(日本工業大学大学院), 田中 昂文(玉川大学), 櫨山 淳雄(東京学芸大学), 高瀬 浩史(日本工業大学大学院)
- UMLとソースコード間の異なる要素名のトレーサビリティリンク作成手法の提案
- 森田 大夢, 平尾 俊貴, 石尾 隆( 奈良先端科学技術大学院大学), 新田 章太, 小西 俊司, 森 康真(株式会社ギブリー), 松本 健一( 奈良先端科学技術大学院大学)
- 新人研修がソースコード品質に与える影響の調査
ポスター発表・展示(論文なし)
- 宮下 弓槻, 櫨山 淳雄(東京学芸大学), 橋浦 弘明(日本工業大学)
- GitHubを用いたソフトウェア開発PBLを評価するためのメトリクスの提案とその可視化システム
- 紙名 哲生(大分大学), 青谷 知幸(東京工業大学)
- リアクティブプログラミングにおけるシグナルの永続化
- 中島 千壽, 高橋 宏季, 位野木 万里(工学院大学)
- 自然言語で記述された文書のあいまいさを解消するための振る舞い用語の同義語自動抽出手法の提案と適用評価
- 加納 辰真, 青山 幹雄(南山大学)
- 深層学習を用いたWeb APIエコシステムの分析方法の提案と評価
- 佐藤 慎吾, 村上 真紀子, 本郷 文彦, 川端 由布(パナソニックITS株式会社 )
- “Practice and Workproduct/generalresource Bidirectional Analysis method”によるソフトウェア開発プロセス改善手法の提案
- 上辻 慶典, 大内 裕晃, 角田 孝昭, 數見 拓朗, 善明 晃由(株式会社サイバーエージェント)
- Orion Annotator : 機械学習を支えるアノテーションシステム
- 米谷 貫太郎, 後藤 江里奈, 齊藤 梓乃, 位野木 万里( 工学院大学)
- Customer Journey Mapを用いたデザイン思考要求獲得手法 ~共感を得るためのプラクティス~
- 斎藤 忍, 應治 沙織( NTT)
- ProcessCity -ビジネスプロセスの3次元可視化ツール
- 石井 達樹, 阿部 養太, 大工原 正哲, 中島 千壽, 位野木 万里(工学院大学)
- 大規模情報システムの要求仕様の理解を加速する技術文書の自動要約手法の提案
- 土居 真之, 肥後 芳樹, 楠本 真二(大阪大学)
- 大規模なプロジェクト群を対象とした高速にコードクローンを検出するキュレーションの提案
- 宮本 裕也, 井上 克郎(大阪大学)
- grep風コードクローン検索ツール:ccgrep
- 藤原 裕士(大阪大学), 崔 恩瀞(京都工芸繊維大学), 吉田 則裕(名古屋大学), 井上 克郎(大阪大学)
- 深層学習を用いたソースコード分類のための学習用データセット改善手法の提案
- 松島 一樹, 井上 克郎(大阪大学)
- 複数コードクローン検出結果の比較・表示ツール
- 上田 達也, 大久保 美涼, 鈴木 航, 鈴木 亘, 山下 京之介, 秋山 孝平, 松浦 佐江子( 芝浦工業大学)
- 品質モデルを用いたソフトウェアモデリング教育における 要求仕様改善実験
- 森田 光, 松浦 佐江子( 芝浦工業大学)
- 要求分析モデルからの状態遷移抽出による振る舞いフローの妥当性確認支援
- 井刈 是水, 山本 哲男(龍谷大学)
- 自然言語翻訳を利用したソースコード自動生成に向けて
- 本田 紘貴, 徳井 翔梧, 横井 一輝(大阪大学), 崔 恩瀞(京都工芸繊維大学), 吉田 則裕(名古屋大学), 井上 克郎(大阪大学)
- 保守支援を目的としたコードクローン変更履歴可視化システム CCEvovis
- 澤 虹之介, 野田 夏子( 芝浦工業大学), 福住 伸一(理化学研究所)
- 大学生が持つAIイメージのアンケート調査報告
- 九間 哲士, 肥後 芳樹, 柗本 真佑, 楠本 真二(大阪大学)
- 自動バグ限局に適したテスト自動生成に向けて
- 東 英明, 柗本 真佑(大阪大学), 上野 秀剛(奈良工業高等専門学校), 楠本 真二(大阪大学)
- 非IDE環境におけるプログラム理解の理解に向けて
- 狩野 真次(株式会社バンダイナムコスタジオ)
- ゲーム開発現場でのテストに対する課題とその解決に向けた一考察
- 早川 央起, 角田 雅照(近畿大学), 戸田 航史(福岡工業大学)
- バンディットアルゴリズムに基づく欠陥モジュール予測モデルの動的選択 – 最適モデル選択問題からの開放
- 吉野 魁人, 松浦 佐江子( 芝浦工業大学)
- 要求定義後トレーサビリティ確保に向けたUMLモデルによるユースケース記述変換手法
- 水谷 拓登, 角田 雅照(近畿大学)
- 深層学習モデルに対するリスクアセスメントのための仕様化テストの試み