ワークショップ

ワークショップは2025年9月16日(火)開催です.
ワークショップのみの参加の場合も,SES2025への参加申込と参加費が必要になります.

WS1: 脱炭素社会におけるソフトウェア工学

討論リーダ

岩塚 卓弥(NTT),斎藤 忍(NTT),位野木 万里(工学院大学)

趣旨説明

気候変動対策への社会的要請が高まる中,ソフトウェア業界においても炭素排出量の低減が求められている.
生成AIの急速な普及に伴う電力消費の爆発的増加や,データセンタのエネルギー需要の増大といった課題に対処する上で,ソフトウェア工学が果たすべき役割は多岐にわたる.
本ワークショップでは,ソフトウェアによる環境負荷の計測・評価やその低減に関する取り組み・手法・ツール・教育などのテーマについて共有し,議論を行う.
ポジションペーパーのトピックとしては以下を想定しているが,これらに限定するものではない.

・炭素効率の高いソフトウェアの設計・実装
・ソフトウェア開発ライフサイクルにおける炭素排出量の評価
・生成AIの学習・推論による環境影響
・炭素排出に関するソフトウェア要求
・クラウド運用における電力効率最適化
・電力炭素強度を意識したソフトウェア運用
・ソフトウェアの炭素排出に関する啓発・教育

開催形態

対面開催

討論形式

ポジションペーパに基づき発表者に発表をいただき,その後質疑,全体議論を行う.

ポジションペーパーの扱い

ポジションペーパーを募集する.ポジションペーパーはSESのサイトに掲載しない.
なお,ポジションペーパーの提出は必須とはしない.

投稿・参加申込先

ses2025-ws1 @ ses.sigse.jp ( @ を半角@に置換) までメールでお申し込みください.

投稿・参加申込締切
  • ポジションペーパーあり発表申し込み締め切り:9/2(火)
  • ポジションペーパーなし発表申し込み締め切り:9/4(木)
  • 採否通知:9/5(金)

プログラム

(調整中)

WS2: ソフトウェア工学とダイバーシティおよびインクルージョン

討論リーダ

宮﨑 仁(日本文理大学),野田 夏子(芝浦工業大学),鷲崎 弘宜(早稲田大学)

趣旨説明

現代社会では,性別,障がい,年代,立場,宗教,民族,国・地域など,多様な側面における多様性(ダイバーシティ)と包摂性(インクルージョン)の重要性がますます高まっている.この多様性を認識し,受け入れ,活かすことは,ソフトウェア工学の研究・実践・教育においても不可欠である.ソフトウェア工学におけるD&Iのあり方(Diversity and Inclusion in Software Engineering)と,ソフトウェア工学を通じたD&Iの推進(Diversity and Inclusion by Software Engineering)について議論し,取り組み,成果を共有し続けることが重要であり,日本からの国際的な発信が課題となっている.2022年には,継続的な活動のためにソフトウェア工学研究会にダイバーシティWGを設立し,ウィンターワークショップやSESにおいて,ジェンダーや発達障害に関する調査と発信を進めてきた.SES2025でも,多様な背景や視点を持つ参加者を迎え,D&Iに関する幅広い話題の募集と共有を行い,特定テーマに焦点を当てたモブ・ライティングも実施する予定である.

開催形態

ハイブリッド開催(オンライン参加の場合はZoomを利用)

討論形式

事前に投稿されたポジションペーパーもしくはアブストラクトに基づく発表とそのテーマに関する全体議論を行う.
また,参加者により決定したトピックについてのモブライティングも行う.

ポジションペーパーの扱い

ポジションペーパーを募集する.ポジションペーパーはSESのサイトに掲載する.
なお,ポジションペーパーの提出は必須とはしない.

投稿・参加申込先

ses2025-ws2 @ ses.sigse.jp ( @ を半角@に置換) までメールでお申し込みください.

投稿・参加申込締切
  • ポジションペーパーあり発表申込締切: 9/2(火)
  • ポジションペーパーなし発表申込締切: 9/4(木)
  • 発表採否通知: 9/5(金)

プログラム

(調整中)

WS3: ソフトウェア開発の進め方~AIを正しく活用する~

討論リーダ

中谷 多哉子(要求工学WG,放送大学),岸 知二(評価WG, 早稲田大学)

趣旨説明

ソフトウェア開発にAIを適用する研究や実験が,数多く行われている.本ワークショップでは,参加者の実践経験や実験結果などを持ち寄り,ソフトウェア品質を向上させるための,どのような活動をAIで支援できるのかを議論する.

本ワークショップでは,国立情報学研究所の中島震名誉教授を招いて基調講演を予定している.
講演タイトル:LLM利用ソフトウェアの品質
概要:生成AIの発展に伴い、ソフトウェア開発の在り方が大きく変わってきた.本講演では、LLMを再利用コンポーネントと利用するソフトウェアシステムに焦点を当て、プロンプトデザイン、リーゾニングの特徴、LLMエージェントなどから品質の問題を考える.

開催形態

開催形態は原則として対面式とします.
オンライン参加を希望される方は,連絡先メールアドレス宛にご相談ください.

討論形式

各自で行っているAIの使い道,その成果と課題,課題への取り組み方法などを,参加者に発表して頂きます.
発表の内容に対して,新たな課題と解決策,留意点などを討論いたします.
参加は個人による参加だけでなく,グループでの参加も歓迎いたします.その場合は,グループで1件の発表をして頂くことになります.

ポジションペーパーの扱い

特にポジションペーパは求めませんが,発表順を決める都合がございますので,実践や研究の概要をA4で1〜2ページにまとめてお送りください.
締め切りは8/15 23:59です.
採否通知を8/22にお送り致します.
ワークショップ当日,発表資料の配付は特に求めません.資料の配付を希望される方は,発表者と直接交渉してください.

投稿・参加申込先

ses2025-ws3 @ ses.sigse.jp ( @ を半角@に置換) までメールでお申し込みください.

投稿・参加申込締切
  • 発表申込締切: 8/15(金)23:59
  • 発表採否通知: 8/22(木)
  • 参加申し込み締切: 8/30(金) 23:59

プログラム

(調整中)

WS4: ICSE 2025 勉強会

討論リーダ

石尾 隆(公立はこだて未来大学)

趣旨説明

ICSE 2025 で発表された論文を参加者が相互に短時間で紹介する,ライトニング研究紹介を行います.1日で会議の多数の論文の概要を理解し,最新の研究動向を効果的に調査する機会を共有しようというのが狙いです.
勉強会そのものが 2019 以来の開催となります.企画に対する需要の有無,持続可能な開催の形を探る目的もあり,今回は独立したイベントではなく,ワークショップの形で開催します.

開催形態

ハイブリッド開催(配信のみ Zoom で行いたいと考えています.)

討論形式

参加者が相互にプレゼンテーションを行います.事前にスライドを提出していただき,それらを順番に発表していく形となります.

ポジションペーパーの扱い

ポジションペーパーはありません。

申し込みメールへの記載内容、発表方法については、こちらの詳細ページ(Google ドキュメント)をご覧ください: https://docs.google.com/document/d/1rPJcoU9Gg3B8gpTohoOIl69JzHxWKb7n6n5TA71GZG8/edit?usp=sharing

投稿・参加申込先

ses2025-ws4 @ ses.sigse.jp ( @ を半角@に置換) までメールでお申し込みください.

投稿・参加申込締切
  • 発表申込締切:2025年9月2日(火) 
  • 発表採否通知:随時

プログラム

(調整中)