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ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2025

IPSJ/SIGSE Software Engineering Symposium (SES2025)
開催日程:2025年9月16日(火)~9月18日(木) ワークショップ日:2025年9月16日(火)
開催場所:早稲田大学 西早稲田キャンパス
主催:情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
共催:IEEE Computer Society Tokyo/Japan Joint Chapter, 早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所

                   

プログラム

調整中

基調講演

(決定次第順次掲載します。)

基調講演 (1): 9/17 (水) 午前

タイトル
アジャイルの現在・源流・AIとの未来
講演者
平鍋健児(株式会社永和システムマネジメント)
アブストラクト
現在、多くの企業で活発に導入されているアジャイル開発について、最新のビジネス事例を交えながらご紹介します。 DX時代にマッチしたこの手法がどのようにして生まれたのか、そして「スクラム」を例に挙げながらその技術的な特徴を再確認します。 さらに、アジャイル開発の源流である野中郁次郎氏の知識創造理論との関係性や、AIの出現が「知識」の扱い方にどのような変化をもたらすかについて考察を深めます。 また、AI時代において、未来のソフトウェアエンジニアが(そのような役割があれば)どのようなマインドセットや行動を重視すべきなのか、一緒に考えたいと思います。

基調講演 (2): 9/18 (木) 午前

タイトル
実用的なソフトウェア開発エージェントの構築
講演者
Graham Neubig(Carnegie Mellon University)
アブストラクト
ソフトウェアは、人類が活用できる最も強力なツールの一つであり、熟練したプログラマーはそれを通じて世界を上手に操れます。それと同時に、ソフトウェアシステムは複雑で壊れやすいです。特に、大規模なソフトウェアリポジトリにおけるソフトウェア開発タスクという極めて複雑な状況下、私たちは実用的なソフトウェア開発を支援する AI エージェントを開発できるでしょうか。 本講演では、ソフトウェア開発エージェントの最先端について、編集すべきファイルの特定方法、編集方法、エラー対応、モデルの学習と評価などの課題を中心に説明します。さらに、単なるコード生成を超えた課題として、マルチモーダルデータの処理、ウェブブラウジングとコーディングの統合、ソフトウェア開発モデルによるデータサイエンスタスクの実行方法などについても取り上げます。最後に、ここで紹介する多くの手法を実装したオープンソースツールキットOpenHandsから具体例を示します。