プログラム
タイムテーブル ※開門時間前では校舎に入場できませんので,ご注意ください.
9月1日(月)
8F 802室 | 8F 801室 | |
9:00 | 開門 | |
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9:15-10:00 | 受付 | |
10:00-10:15 | オープニング:8F 802室 | |
10:15-11:30 | 基調講演(1):8F 802室 座長:松浦 佐江子(芝浦工業大学) | |
國井 秀子 芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科 教授 ソフトウェア工学分野の強化に向けての新たな取組 | ||
11:30-13:00 | 昼食 | |
13:00-14:30 | 論文セッション(フル):ソフトウェア工学の実践 座長:櫨山 淳雄(東京学芸大学) | チュートリアル(1) 座長:野田 夏子(芝浦工業大学) |
業務プロセスのパターン化による大規模業務システム開発の効率化とその評価【F1】 岡村美和(富士通/南山大),菊島靖弘,青山幹雄(南山大) | 組込みソフトウェア設計検証へのモデル検査技術の導入に関する技術動向【T1】 横川 智教 (岡山県立大学) | |
高度ソフトウェア専門技術者育成のためのカリキュラム開発方法論の提案と評価【F2】 古畑慶次(デンソー技研センター/南山大),上杉卓司(デンソー技研センター), 足立久美(デンソー), 青山幹雄(南山大) | ||
統合工数見積りツール ESTIMANCER の開発【F3】 伏田享平,井ノ口伸人,大杉直樹,山中啓之,藤貫美佐,戸村元久,木谷強(NTTデータ) | ||
14:30-14:45 | 休憩 | |
14:45-16:05 | 技術セミナー(1) 座長:伏田 享平(NTTデータ) | 論文セッション(ショート):形式仕様 【~16:00まで】 座長:田原 康之(電気通信大学) |
クラウドデザインパターンから学ぶモダンなアプリケーション設計手法 ~ Azure を例としたクラウドアプリケーションの設計 ~【TS1】 勇 大地 (野村総合研究所) ビッグデータ分析技術とそのビジネス活用【TS2】 梅津 圭介 (NEC 情報・ナレッジ研究所) |
人工衛星のソフトウェア IV&V における D-Case を利用した短期間でのフォーマルメソッド適用【S01】 大森洋一,日下部茂,林信宏,荒木啓二郎(九州大),神戸大輔,寺西誠,川口真司,梅田浩貴(JAXA) | |
モデル指向形式仕様記述におけるハザード解析法STAMP/STPAの活用【S02】 畑彰拓,日下部茂,林信宏,大森洋一,荒木啓二郎(九州大) | ||
形式仕様を用いたデシジョンテーブル生成手法の提案【S03】 西川拳太,片山徹郎(宮崎大),喜多義弘(神奈川工科大),山場久昭,岡崎直宣(宮崎大) | ||
16:05-16:15 | 休憩 | |
16:15-17:05 | 論文セッション(ショート):要求 座長:粂野 文洋(日本工業大学) | 論文セッション(ショート):形式手法 座長:今井 健男(東芝) |
洗練パターンによるゴール指向ユースケースモデリング【S04】 本田耕三(電気通信大),中川博之(大阪大), 田原康之,大須賀昭彦(電気通信大) |
Scalaの並行プログラム検査における状態空間探索手法【S06】 島田工,前澤 悠太(東京大),鄭顕志,田辺良則(NII),本位田真一(東京大/NII) | |
コンテキストを活用したモバイルアプリケーション開発の要求定義を支援するパターンと適用手法【S05】 大橋恭子,栗原英俊,中里克久,山本里枝子(富士通研) |
MVC Webアプリケーションの機能縮退を考慮した振舞い検証【S07】 澤野宏貴(日立製作所インフラシステム),前澤悠太(東京大),高橋竜一(早稲田大),本位田真一(東京大/NII) | |
17:05-17:15 | 休憩 | |
17:15-17:35 | ポスター展示概要紹介:8F 802室 | |
PBL向けソフトウェアプロセス展開パッケージ 【P01】 半田剣一,錦見美貴子,佐藤豊,高橋直人(産総研) 学生の演習課題とオープンソースソフトウェアのコード品質比較の試行【P02】 阿部修也,氏原直哉,酒井亮太郎,幸佑亮,石尾隆,井上克郎(大阪大) オープンソース開発における同一人物によるコード修正と修正間隔に関する定量的調査【P03】 尾田祐之介,阿萬裕久,川原稔(愛媛大) T-複雑度によるソースコード中の類似文字列の検出評価【P04】 高橋圭一,戒田高康(近畿大) ドメイン特化型ゴール指向要求分析 ~交差点における交通事故防止のための要求抽出の試み~【P05】 可児佑介(デンソーアイティーラボラトリ),位野木万里(工学院大学) ユースケース記述の規則への整合性検査に向けて【P06】 中村遼太郎,林晋平,佐伯 元司(東京工業大) WordNetおよびWikipedia と連携するソースコード上の関連語マイニングツール【P07】 山下大貴,竹内和広(大阪電気通信大) ソフトウェア構築ログ解析器を用いたソースプログラム解析【P08】 永井郁哉,大久保弘崇,粕谷英人,山本晋一郎(愛知県立大) バグ修正情報の解析と解析結果表示方法の提案【P09】 増田智樹,平山雅之(日本大),菊地奈穂美(沖電気工業) Categorizing Code Review Result with Social Networks Analysis: A Case Study on Three OSS Projects【P10】 Xin Yang (NAIST), Norihiro Yoshida (Nagoya Univ.), Kenji Fujiwara, Yong Jin and Hajimu Iida (NAIST) ソフトウェア開発の定量的分析における傾向スコアの活用【P11】 角田雅照(近畿大),天嵜聡介(岡山県立大) 大規模 OSS 開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法【P12】 柏祐太郎,大平雅雄(和歌山大),阿萬裕久(愛媛大),亀井靖高(九州大) ゴール指向とプロブレムフレームの融合【P13】 伊藤翔一朗,林晋平,佐伯元司(東京工業大) サービス技術による事業枠組み開発の試み【P14】 佐藤啓太(デンソー),朝日啓太,青木保一(ピコラボ),並木哲彦,野口昌子(こころタクシー) システム利用シナリオからのセキュリティ脅威の検出と対策シナリオの導出に向けて【P15】 阿部達也,林晋平,佐伯元司(東京工業大) 洗練パターンによるゴール指向ユースケースモデリング【P16】 本田耕三(電気通信大),中川博之(大阪大), 田原康之,大須賀昭彦(電気通信大) モデル指向形式仕様記述におけるハザード解析法STAMP/STPAの活用【P17】 畑彰拓,日下部茂,林信宏,大森洋一,荒木啓二郎(九州大) スマートフォン向けアプリケーション設計によるモデル駆動開発手法【P18】 松井浩司,松浦佐江子(芝浦工業大) ソースコード編集履歴の不吉な臭いの検出に向けて【P19】 星野大樹,林晋平,佐伯元司(東京工業大) モデル検査における検査式の修正による反例群発見手法の提案【P20】 楠野明,岡野浩三,楠本真二(大阪大) モデル検査を利用した仕様とソースコード間におけるシステムの振舞いの不一致発見【P21】 青木善貴(日本ユニシス/芝浦工業大),松浦佐江子(芝浦工業大) システム基盤構築工数見積もりモデルの継続的改善と普及展開【P22】 井ノ口伸人,大杉直樹,伏田享平,渡辺絢子,吉野順,藤貫美佐,渡辺真太郎,戸村元久,木谷強(NTTデータ) 記号実行エンジンを用いたJavaScriptプログラムの単体テスト自動生成実行【P23】 谷田英生(富士通研),Guodong Li,Indradeep Ghosh(米国富士通研),上原 忠弘(富士通研) 統合工数見積りツール ESTIMANCER の開発【P24】 伏田享平,井ノ口伸人,大杉直樹,山中啓之,藤貫美佐,戸村元久,木谷強(NTTデータ) 対話的なDSL構築環境Argyle【P25】 黄長贇,鵜林尚靖,細合晋太郎,亀井靖高(九州大) オープンソースライセンス変更の自動化における課題【P26】 東裕之輔,大平雅雄(和歌山大) ソフトウェア工学研究に対するHPC利用の効果 - コードクローン研究の事例を通して -【P27】 大坂陽,亀井靖高(九州大),堀田圭佑(大阪大),鵜林尚靖(九州大) | ||
17:35-18:45 | ポスターセッション:1F ロビー *展示されるポスターは概要紹介の一覧と同一です.* | |
18:45-20:30 | 情報交換会:1F ホール *情報交換会でもポスターセッションに引き続きポスターを掲示しています.* |
9月2日(火)
8F 802室 | 8F 801室 | ||||
8:00 | 開門 | ||||
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8:30-9:00 | 受付 | ||||
9:00-10:15 | 基調講演(2):8F 802室 座長:小林 隆志(東京工業大学) | ||||
木谷 強 NTTデータ 執行役員 基盤システム事業本部長 技術開発本部長 高速開発を実現するソフトウェア開発技術 | |||||
10:15-10:30 | 休憩 | ||||
10:30-12:00 | 論文セッション(フル):リポジトリ解析 座長:石尾 隆(大阪大学) | 論文セッション(フル):テスト・レビュー・見積もり 座長:高田 眞吾(慶應大学) | |||
大規模 OSS 開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法【F4】 柏祐太郎,大平雅雄(和歌山大),阿萬裕久(愛媛大),亀井靖高(九州大) | ビジネスコンテキストのモデル化によるテストシナリオ設計方法論とその評価【F7】 野村典文(伊藤忠テクノソリューションズ/南山大),菊島靖弘,青山幹雄(南山大) | ||||
編集操作履歴の階層的なグループ化を用いたポリシー準拠のコミットの構成支援【F5】 松田淳平,林晋平,佐伯元司(東京工業大) | RISDM:ソフトウェア要求仕様書のインスペクションデザイン方法論の提案と適用評価【F8】 斎藤忍(NTT データ/NTT),竹内睦貴(NTTデータ),山田節夫(NTT),青山幹雄(南山大) | ||||
修正履歴情報を利用したコミット分割支援手法の提案【F6】 切貫弘之, 堀田圭佑, 肥後芳樹, 楠本真二(大阪大) | システム基盤構築工数見積もりモデルの継続的改善と普及展開【F9】 井ノ口伸人,大杉直樹,伏田享平,渡辺絢子,吉野順,藤貫美佐,渡辺真太郎,戸村元久,木谷強(NTTデータ) | ||||
12:00-13:30 | 昼食 | ||||
13:30-14:10 | 技術セミナー(2) 座長:長谷川 勇(スクウェア・エニックス) | 論文セッション(ショート):デバッグ・メトリクス 座長:吉田 則裕(名古屋大学) | |||
レガシーモダナイゼーション実践に向けた技術開発【TS3】 坂田 祐司 (NTTデータ) |
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14:10-14:20 | 休憩 | ||||
14:20-15:10 | 論文セッション(ショート):モデリング 座長:林 晋平(東京工業大学) | ||||
近似的モデリングアーキテクチャに関する考察【S13】 岸知二,川嶋優樹(早稲田大),野田夏子(芝浦工業大) | |||||
モデル駆動開発におけるユーザビリティ機能を実装したWebプロトタイプの自動生成【S12】 紙森翔平,小形真平,海尻賢二(信州大) | |||||
15:10-15:25 | 休憩 | ||||
15:25-17:05 | チュートリアル(2)【~16:55まで】 座長:大平 雅雄(和歌山大学) | 論文セッション(ショート):保守・テスト 座長:肥後 芳樹(大阪大学) | |||
今さら聞けないソフトウェア品質データ分析の基本【T2】 野中 誠 (東洋大学) | 記号実行エンジンを用いたJavaScriptプログラムの単体テスト自動生成実行【S14】 谷田英生(富士通研),Guodong Li,Indradeep Ghosh(米国富士通研),上原 忠弘(富士通研) | ||||
制御構造を考慮したソースコードコーパスに基づくメソッド呼び出し文補完手法【S15】 山本哲男(日本大) | |||||
機械学習を用いたメソッド抽出リファクタリングの推薦手法【S16】 後藤祥(大阪大),吉田則裕(名古屋大),藤原賢二(奈良先端大),崔恩瀞,井上克郎(大阪大) | |||||
実装技術特定を目指したプログラムコード実装と説明的文書との対応付け調査【S17】 山下大貴,竹内和広(大阪電気通信大) | |||||
17:05-17:20 | 休憩 | ||||
17:20-17:40 | クロージング:8F 802室 |
9月3日(水)
ワークショップページへ
3F 301室 | 3F 302室 | 3F 304室 | 3F 306室 | |
8:30 | 開門 | |||
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討論テーマ(1)ソフトウェア開発リポジトリの共有と発展 10:00-17:00 |
討論テーマ(2)形式手法 - 産学連携における問題とその解決 - 10:20-15:10 |
討論テーマ(3)セキュリティの共通問題と、セキュアな開発手法とその評価 10:00-17:00 |
討論テーマ(4)モデル駆動で開発しようー実適用における課題と先端技術 10:00-16:30 |
基調講演
日付:9月1日(月)
講演者:國井 秀子 芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科 教授
講演タイトル:ソフトウェア工学分野の強化に向けての新たな取組 講演資料[pdf]
講演概要:ICTは社会のインフラとなり、産業界においてもソフトウェアの重要性はますます高まり、今後のイノベーションの牽引役である。しかし、日本におけるソフトウェアの位置づけは、決して高くはなく、新たな時代の新たな価値創造に向けて、ソフトウェア工学の強化と技術進歩が望まれる。それには、産学官での研究や教育の密なる連携が必須である。この実現のためのエコシステム構築に向けて、日本学術会議などでの新たな取組を議論する。
日付:9月2日(火)
講演者:木谷 強 NTTデータ 執行役員 基盤システム事業本部長 技術開発本部長
講演タイトル:高速開発を実現するソフトウェア開発技術 講演資料[pdf]
講演概要:NTTデータでは、業務アプリケーション開発を2つの手法で短期化している。比較的大規模な開発では、ソースコードの自動生成など徹底的な自動化を実現している。ユーザーエクスペリエンスが重要な開発では、ユーザーフィードバックをタイムリーに分析し次のスプリントへ反映するアジャイル開発を採用している。本講演ではこれらの技術の内容と、適用効果および課題を述べる。
チュートリアル
日付:9月1日(月)
講師:横川 智教 岡山県立大学
タイトル:組込みソフトウェア設計検証へのモデル検査技術の導入に関する技術動向 講演資料[pdf]
概要:組込みソフトウェアは,信頼性について極めて高い品質基準が要求される一方で,複雑化・大規模化による開発コストの増加が課題となっている.ソフトウェア開発では開発工程の後半に進むほど手戻りによるコストが大きくなるため,設計工程における不具合検出の重要性が広く認知されている.中でも,網羅的かつ自動検証が可能なモデル検査技術への注目は非常に高まっている.本チュートリアルでは,モデル検査による組込みソフトウェアの設計検証に関する技術動向について紹介する.
日付:9月2日(火)
講師:野中 誠 東洋大学
タイトル:今さら聞けないソフトウェア品質データ分析の基本 講演資料[pdf]
概要:ソフトウェア品質と生産性の組織的な向上には,技術による解決だけでなく,プロジェクト実績データを調べて実態を把握し,プロセスの弱みを明らかにし,課題を共有し,目標を定めて継続的に改善していくといった組織的な取り組みが必要です。また,最近は,見積りの妥当性やプロジェクトの品質状況などについて,顧客などに実績データをもとに説明する必要性も高まっています。しかし,そもそも実績データを記録していなかったり,データの可視化方法が分からなかったり,分析スキルが足りなかったり,根拠のない定型フォーマットが長年にわたって使われ続けていたりします。このチュートリアルでは,そうした疑問や課題の解決方法について,『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』の著者であり,IPA/SEC『ソフトウェア開発データ白書』の検討部会主査を務める講師が,情報処理学会ソフトウェア工学研究会の知見を活かしながら解説します。品質データ分析の基礎知識に自信のない方にもご理解いただけるよう平易に解説しますので,どうぞ気軽にご参加ください。
技術セミナー
日付:9月1日(月)
講師:勇 大地 野村総合研究所
タイトル:クラウドデザインパターンから学ぶモダンなアプリケーション設計手法 ~ Azure を例としたクラウドアプリケーションの設計 ~ 講演資料[pdf]
概要:従来のアプリケーション開発に比べ、クラウドアプリケーションの開発は独自の特徴がある。従来通りの考え方ではクラウドの利便性を引きだすことは難しい一方で、クラウドの特性に合わせたアプリケーション設計を行うことで従来実現が不可能だったことが可能となる。クラウドの特性に関する紹介からはじめ、クラウドの特性を生かす24 のパターンを紹介することで、現存する様々なクラウドサービスの価値を十二分に引き出す方法を解説する。
日付:9月1日(月)
講師:梅津 圭介 NEC 情報・ナレッジ研究所
タイトル:ビッグデータ分析技術とそのビジネス活用 講演資料(当日限定)[pdf]
概要:近年、組織に蓄積されているビッグデータを有効活用することへの期待が高まっている。しかしながら、ビッグデータを有効活用し、利益を享受できている事例はいまだ少ない。本技術セミナーでは、ビッグデータを有効活用する上での課題を整理し、その解決に向けたNECの取り組みについて説明する。
日付:9月2日(火)
講師:坂田 祐司 NTTデータ
タイトル:レガシーモダナイゼーション実践に向けた技術開発 講演資料[pdf]
概要:数十年稼働してきたレガシーシステムを、ビジネス上の変化への迅速な対応や保守コストの削減を目的とし刷新する、レガシーモダナイゼーションの需要が高まっている。対象となるシステムは、ビジネス上非常に重要である場合が多く、失敗が許されない場合が多い。しかし、レガシーモダナイゼーションは、複雑化したアーキテクチャや既存設計書の陳腐化などの理由から非常に困難であることも事実である。当技術セミナーでは、レガシーモダナイゼーションにおいて現実に直面する課題を示し、その解決にソフトウェア工学の技術をどのように活用したのか、また、どのような課題の解決が未だ期待されているのかについて紹介する。