ワークショップ
参加登録
- ワークショップ参加のみの場合でもSES2017への参加登録をして頂きます.
ポジションペーパーの投稿
- ワークショップごとに投稿の有無,投稿先(連絡先)が異なりますので,下記をご参照ください.
- ポジションペーパーを作成する場合にはフォーマットとして,シンポジウム論文の スタイルファイルを利用してください.
- ページ数は2ページ以内とします.
- PDF形式に変換してお送り下さい.
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討論テーマ(1)
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形式手法 - 効果的な活用に向けて -
- 討論リーダ
- 横川智教(岡山県立大学)
- 早水公二(フォーマルテック)
- 連絡先
- ses2017-ws1 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
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形式手法とその関連技術によってソフトウェア・ハードウェア開発の効率化および製品の高信頼化・高品質化を実現するため,産業界・学術界において様々な取り組みがなされている. 本セッションでは,産学の連携を通じて,形式手法を開発現場において効果的に活用するための技術開発・導入支援について議論することを目的とする.
本セッションでは,形式的検証や形式仕様記述に加えて,プログラム解析技術の応用や,プロセス代数理論に基づく解析,SAT・SMTソルバの応用など,幅広い技術開発に関する提案を募集している. また,対象はソフトウェア・ハードウェアシステムには限定せず,組込み・実時間システムへの適用や,セキュリティ問題解決への応用,車載システム・医用システム開発への導入など,幅広い対象への適用事例の報告や応用の枠組みの提案を募集している. 導入支援ツールの開発などシステム構築に関する報告も歓迎する.産業界からは現場での適用事例や運用方法・ノウハウなど具体的な活動に関する報告を,学術界からは最新の技術動向や学生への教育実践報告などを期待する. 進行中の研究開発に関する途中経過についての報告も歓迎している.
- 討論形式
- ワークショップ発表者による各30分程度(質疑・討論含む)のプレゼンテーションと,共通テーマに関する参加者全員による議論を実施する予定である.
- プログラム
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8月30日(水) 会場:204会議室 13:00-13:10 オープニング ・ワークショップ趣旨説明 13:10-14:10 事例発表 1. SMT ソルバを用いた時間ペトリネットのデッドロック検出
井川直,横川智教,有本和民(岡山県立大学)2. モデル検査を用いた UML モデルの整合性検証に関する技術動向
横川智教,有本和民(岡山県立大学)14:10-14:30 休憩 14:30-15:30 チュートリアル モデル検査入門
早水公二(フォーマルテック)15:30-16:00 休憩 16:00-16:30 テーマディスカッション ・形式手法を開発現場に導入するためのアプローチについて 16:30-16:40 ラップアップ ・聴講者からのコメント
・ワークショップまとめ - ポジションペーパーの扱い
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原則として,提出いただいたポジションペーパーはSES2017のサイトに掲載する.
ポジションペーパーなしでの発表も可能であるが,その場合はタイトルと発表の概要について討論リーダまで連絡をいただきたい.
また,聴講・共通テーマ議論のみの参加も歓迎している.この場合,討論リーダへ事前に申込を行う必要はない. - 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2017-ws1 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
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投稿締切 2017年7月27日(木) 採否通知 2017年8月3日(木) 最終原稿締切 2017年8月9日(水)
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討論テーマ(2)
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ソフトウェアと不確かさ
- 討論リーダ
- 関澤俊弦(日本大学)
- 岡野浩三(信州大学)
- 中島震(NII)
- 連絡先
- ses2017-ws2 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
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情報システムやソフトウェアの設計・開発において,信頼性の保証は製品の品質を確保する上で重要な取り組みである.これまでに,レビューや形式検証,テスト技法などにより,不具合の検出や修正手法は進展してきた.また,その対象は非決定性を含むシステムや確率的な振舞いを示す系などに拡張されてきた.
近年研究開発が進むIoTやCPSでは,センサ等を用いた外部環境のデータ収集や外乱など,外的要因に起因する「不確かさ」を扱う必要がある.ロボット制御や人工知能,機械学習,バイオインフォマティクスなどの多くの領域において,不確かさは対象系が本質的に持つ性質と考えられる.ソフトウェア開発においては初期の要求解析の段階においても,要求モデリングや未来変化予測など様々な不確かさに対応する必要があるが,外的要因に起因する「不確かさ」を扱う手法としては,制御工学に代表される不確かさ制御理論や,シミュレーション,形式手法,確率的プログラミングなど,さまざまな技法に基づくアプローチが提案されている.しかし,ソフトウェア開発固有の不確かさを含め,これらの手法の関連性や不確実さを体系的に扱う研究は十分には成されていない.
本ワークショップは,技術者や研究者が集まり議論を行なうことにより,不確かさの扱いやソフトウェア開発における不確かさの理解を深めることを目的とする.これにより,不確かさを含むシステムのさらなる研究開発につながる事が期待される.
- 討論形式
- ポジションペーパーに基づく話題提供と議論
- プログラム
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8月30日(水) 会場:プレゼンルーム2 10:00-11:30 発表・討論(3件) 1. 不確かさと近未来システム
岡野浩三(信州大学)2. 不確かさとフィーチャ構成導出
岸知二(早稲田大学)3. ゴール指向要求分析における不確かさの考察 - IoT・AIのケース
岡野道太郎(筑波大学)11:30-13:00 休憩 13:00-14:00 発表・討論(2件) 4. 不確かさをもつIoT・CPSシステムにおけるモデル検査による安全性検証
青木善貴(日本ユニシス)5. 検証付き確率的プログラムの自動生成
中村隼也,渡辺啓介,鵜林尚靖,佐藤亮介,亀井靖高(九州大学)14:15-15:15 発表・討論(2件) 6. 自己位置推定を行うロボット設計の検証に向けて
渡邊亮(日本大学),岡野浩三(信州大学),関澤俊弦(日本大学)7. テスティングから見たニューラルネット
中島震(NII)15:30-16:30 議論 - ポジションペーパーの扱い
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提出いただいたポジションペーパーはSES2017のサイトには掲載されません.
- 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2017-ws2 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
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投稿締切 2017年7月27日(木) 採否通知 2017年8月3日(木) 最終原稿締切 2017年8月9日(水)
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討論テーマ(3)
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短期繰り返しリリースを目指したテスト,品質管理
- 討論リーダ
- 丹野治門(NTT)
- 高田眞吾(慶應義塾大学)
- 連絡先
- ses2017-ws3 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
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近年,アプリケーションに対するユーザのニーズの変化や,アプリケーションのプラットフォームとなるソフトウェア,ハードウェアの進化のスピードが速いため,これらに対し,アプリケーションを短期間で対応させ,一定の品質を確保しつつリリースしていくことが強く求められている.本ワークショップでは,アプリケーション開発の短期繰り返しリリースを目指し,
- (1) 品質確保の要となり繰り返し行われるテストをいかに効率よく行うか,
- (2) 品質管理を設計,実装,運用などにおいてどのような考え方で行っていくか,
- (3) いかにアジャイル開発でも製品品質を確保するか,
について,将来有用そうな要素技術や,実際の開発現場における事例(成功事例,失敗事例や課題など)に関する発表と議論を行い,参加者らの知見を共有,発展させることを目的とする.具体的なトピックは,例えば以下が考えられる.- 要素技術:テスト自動化技術,回帰テスト支援技術,影響分析,テスト優先度付技術,品質評価指標,テストを高速に行う技術,WebAPIをテストする技術
- 事例:改造開発におけるテストや品質管理の課題,アジャイルやリーン開発導入の成功/失敗事例
- 討論形式
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本ワークショップでは,以下のいずれかを募集する.
- (a) ポジションペーパー(1~2ページ程度)及び当日発表
- (b) ポジションペーパなしの参加(当日発表あり)
※(b)の場合は,参加申し込み時に「発表題目」と「発表概要(100文字~200文字程度)」の2点をお伝え頂きたい.
なお,発表なしでも,本ワークショップへ参加を歓迎する. ワークショップ前半は,参加者それぞれの発表と質疑を行い,互いの知見の共有を行う.後半では,発表で示された事例や新技術についての整理を行ったうえで,議論を行い短期繰り返しリリースを行うアプリケーション開発におけるテスト,品質管理のあるべき姿についての提言をまとめる. - プログラム
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8月30日(水) 会場:プレゼンルーム1 10:00-10:15 オープニング,自己紹介 10:15-11:45 発表(3件)※1件あたり30分 1. 要求定義者のアジャイルwebアプリケーション開発におけるテスト記述のためのDSLの検討
中地 祥剛 (奈良先端科学技術大学院大学)2. 復元したソフトウェア設計情報を活用したテストデータ及びテストスクリプト生成手法の紹介
丹野 治門,倉林利行 (NTT)3. 画像処理技術を活用したUIレイアウトテスト手法とそのユースケース紹介
安達 悠,丹野 治門(NTT)11:45-13:00 昼休憩 13:00-14:00 発表(2件)※1件あたり30分 4. Test-Data Generation for Android Applications using Mutli-Objective Genetic Algorithms.
Anshuman Rohella (慶應義塾大学)5. リファクタリングにおける外部的挙動の保存を保証するテストとは?
丸山勝久(立命館大学)14:00-16:10 議論 16:10-16:30 クロージング - ポジションペーパーの扱い
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提出いただいたポジションペーパーはSES2017のサイトには掲載する.
- 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2017-ws3 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
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(a) ポジションペーパーを投稿する場合 (b) ポジションペーパーを投稿しない場合 投稿締切 2017年7月27日(木) 2017年8月14日(月) 採否通知 2017年8月3日(木) 2017年8月16日(水) 最終原稿締切 2017年8月9日(水) –––––––––––––––
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討論テーマ(4)
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実証的ソフトウェア工学の萌芽的研究
- 討論リーダ
- 角田雅照(近畿大学)
- 連絡先
- ses2017-ws4 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
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近年,国際会議や海外論文誌において,研究アイディアを重視したトラックや論文種別が導入されつつある.例えば,ICSEではNew Ideas and Emerging Results (NIER),ISSREではwild and provocative ideas (WAP)のトラック,JSSではNew Ideas and Trends Papers (NITP)の論文種別が導入されている.このようなアイディアを重視した研究は,ソフトウェア工学の新たな分野の開拓や価値の創造のきっかけとなる可能性がある.
そこで本ワークショップでは,これらの国際会議や論文誌への投稿を目的とした,アイディアを重視した実証的ソフトウェア工学に関する萌芽的研究を募集する.研究に対する意見交換をワークショップ参加者と行い,国際会議や海外論文誌での採録を目指す.
- 討論形式
- ワークショップでは,実証的ソフトウェア工学に関する話題を幅広く募集する.参加者は2ページ以内のポジションペーパを討論リーダに投稿する.各参加者について15分程度の発表の後,15分程度の議論を行う.ポジションペーパーなしの参加(議論への参加)も歓迎する.
- プログラム
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8月30日(水) 会場:306会議室 13:00-13:05 オープニング 13:05-14:35 発表・討論(3件) 1. ソフトウェア開発者にフィードバックを与えるチャットボットの実現に向けて
平尾 俊貴, 伊原 彰紀, 上田 裕己, 桂川 大輝, Dong Wang, 松本 健一 (奈良先端科学技術大学院大学)2. ソフトウェア開発におけるゲーミフィケーションと身体姿勢の比較の試み
湯元 洋貴, 角田 雅照 (近畿大学)3. 全自動プログラミング演習に向けて
井垣 宏 (大阪工業大学), 藤原 賢二 (豊田工業高等専門学校), 吉田 則裕 (名古屋大学), 槇原 絵里奈 (奈良先端科学技術大学院大学)14:35-14:50 休憩 14:50-16:50 発表・討論(4件) 4. Javaメソッドにおける自動プログラミングの試み
下仲 健斗, 肥後 芳樹, 楠本 真二 (大阪大学)5. ソフトウェア開発者のプロジェクトリスクに対する認識
村上 優佳紗, 角田 雅照 (近畿大学)6. バグレポート生成間隔系列を生成するモデル構築に向けた一考察
眞鍋 雄貴 (熊本大学)7. プロセスメトリクスを用いたメソッド抽出リファクタリングの推薦に向けて
田中 大樹, 崔 恩瀞 (奈良先端科学技術大学院大学), 藤原 賢二 (豊田工業高等専門学校), 吉田 則裕 (名古屋大学), 飯田 元 (奈良先端科学技術大学院大学)16:50-17:00 全体討論・クロージング - ポジションペーパーの扱い
- ポジションペーパーを集めます.基本的にはSES2017のサイトに掲載しますが,著者が望まない場合には掲載しません.
- 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2017-ws4 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
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投稿締切 2017年7月27日(木) 採否通知 2017年8月3日(木) 最終原稿締切 2017年8月9日(水)