プログラム
8月31日(木)
主会場:1F プレゼンルーム | 副会場A:2Fプレゼンルーム | 副会場B:2F 204会議室 | |
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9:15-10:00 | 受付開始 | ||
10:00-10:15 | オープニング(1F プレゼンルーム) | ||
10:15-11:30 | 基調講演1(1F プレゼンルーム) 座長: 野中 誠(東洋大学) | ||
光るソフトウェア工学研究 井上克郎(大阪大学 大学院情報科学研究科 教授 / 産業技術総合研究所 情報技術研究部門 特定フェロー) | |||
11:30-13:00 | 昼休み | ||
13:00-14:00 | ポスター展示(1F プレゼンルーム) | ||
ポスター展示一覧(論文あり/なし) | |||
14:00-15:30 | 信頼性 座長: 中川 博之(大阪大学) | 開発ツール 座長: 市井 誠(日立製作所) | Special International Track on Software Analytics (1) Chair: Shinpei Hayashi (Tokyo Institute of Technology) |
深層学習による不具合混入コミットの予測と評価 [フルペーパー] | 多粒度コードクローンの検出と評価 [フルペーパー] | Parsing and Modeling Software Engineering Artifacts | |
GUI自動テストにおけるテストスクリプト中のロケータ修正支援手法 [フルペーパー] | ソースコード特有の近傍単語の影響を考慮したWord2Vecを用いた類似コード片推薦手法 | ||
エンタープライズ系ソフトウェアの信頼性に影響を与える質的要因の分析 [フルペーパー] | 開発ツール連携のためのProxyChatBotフレームワーク | ||
VDM++仕様を用いたテストケース自動生成ツールBWDMにおけるif-then-else式の構造認識手法の提案 | |||
15:30-15:50 | 休憩 | ||
15:50-16:50 | デバッグ 座長: 小林 隆志(東京工業大学) | 設計 座長: 丹野 治門(NTT) | 一般論文(1) 座長: 伊原 彰紀(奈良先端科学技術大学院大学) |
機械学習による不具合組み合わせ特定への自動分類法の提案と評価 [フルペーパー] | スケーラブルなエッジ指向IoTアーキテクチャの提案と評価 | 並行開発支援のための機能的類似コード検出手法の提案 | |
ソースコードの変更予測手法を用いた自動プログラム修正の高速化 [フルペーパー] | 画面遷移モデルに着目した ユーザビリティパターン抽出手法の提案 | プログラムの実装戦略推定時における脳波の時系列分析 | |
VDM++仕様を用いたデシジョンテーブル自動生成ツールVDTableにおける複合条件式への対応 | グラフDBを用いたプロジェクト分析の試行と評価 | ||
16:50-17:10 | 休憩 | ||
17:10-18:10 | パネル討論(1F プレゼンルーム) | ||
機械学習とソフトウェア工学 司会:青山 幹雄(南山大学) パネリスト: 丸山 宏 (PFN), 濱田 晃一 (DeNA), 石川 冬樹 (NII) | |||
18:10-18:30 | 休憩 | ||
18:30-20:00 | 情報交換会(早稲田大学 早稲田キャンパス26号館15階 レストラン森の風) |
9月1日(金)
主会場:1F プレゼンルーム | 副会場A:2Fプレゼンルーム | 副会場B:2F 204会議室 | |
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9:00-10:00 | 要求 座長: 野田 夏子(芝浦工業大学) | 一般論文(2) 座長: 崔 恩瀞(奈良先端科学技術大学院大学) | |
人と高度自動化システムの協調モデルに基づく 安全性要求分析方法の提案と 先進運転支援システム(ADAS)への適用評価 | ソフトウェア開発文書におけるかっこ表現ばらつき抽出 | ||
ソフトウェア開発における不確かさに着目した OSS コミットログ解析 | メソッド抽出リファクタリングにおけるテストケースの自動生成 | ||
セマンティックグラフモデルを用いたステークホルダ分析方法の提案と評価 | 画面操作を伴うテストにおけるテストスクリプトの自動生成手法 | ||
10:00-10:15 | 休憩 | ||
10:15-11:30 | 基調講演2(1F プレゼンルーム) 座長: 石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学) | ||
設計から学習へ:かわりゆく人工知能ソフトウェア 山川 宏(ドワンゴ 人工知能研究所所長 / 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表) | |||
11:30-13:00 | 昼休み | ||
13:00-14:30 | 実践論文 座長: 吉村 健太郎(日立製作所) | 研究アイディア論文 座長: 角田 雅照(近畿大学) | Special International Track on Software Analytics (2) Chair: Norihiro Yoshida (Nagoya University) |
同一仕様プロジェクトを対象としたコードクローンメトリクスとプロジェクトデータ間の相関分析 [フルペーパー] | 情報システム開発における要求仕様書の一貫性検証手法の提案とドキュメント品質の改善に関して得られた教訓 | On Updating Library Dependencies in OSS Projects | |
マルチプロダクトライン開発における可変性の構造分析に基づくアジャイルアプリケーション開発方法の提案と評価 | コーディング規約改定によるコードレビュー中の軽微な変更の分析 | ||
GUI開発におけるアーキテクチャドリブンなインクリメンタル開発の提案と自動車HUDソフトウェア開発への適用評価 | ソフトウェアの実行を分析するための低侵襲なモニタリングツールの試作 | Special International Track on Software Analytics (3) Chair: Shinpei Hayashi (Tokyo Institute of Technology) | |
ブロックチェーンアプリケーション開発の実践と今後の課題 | 機械学習活用のための要求分析手法の研究 AI版酒屋倉庫問題のケース | Discussion: Future of Software Analytics | |
14:30-14:50 | 休憩 | ||
14:50-15:50 | 開発手法 座長: 位野木 万里(工学院大学) | 開発者 座長: 肥後 芳樹(大阪大学) | |
シュタイナー木によるAPIとIoTデバイスの組み合わせレコメンドシステム [フルペーパー] | グラフモデルを用いたOSSコミュニティ進化構造分析方法の提案と評価 | ||
モジュラーペルソナの提案と評価 [フルペーパー] | GitHubとStack Overflowの開発者の活動記録を併用したリポジトリ推薦 | ||
ゲーミフィケーションのルールと個人の嗜好がソフトウェア開発に及ぼす影響 | |||
15:50-16:10 | 休憩 | ||
16:10-16:50 | SIGSE 卓越研究賞 論文紹介(1F プレゼンルーム) 座長: 丸山 勝久(立命館大学) | ||
IEEE Transactions on Software Engineering論文:Are Fix-Inducing Changes a Moving Target? A Longitudinal Case Study of Just-In-Time Defect Prediction 著者代表講演者:亀井靖高(九州大学) | |||
ESEC/FSE 2017 Journal-First論文:Do Developers Update Their Library Dependencies? An Empirical Study on the Impact of Security Advisories on Library Migration 著者代表講演者: Raula Gaikovina Kula(奈良先端科学技術大学院大学) | |||
16:50-17:20 | クロージング(1F プレゼンルーム) |
- 発表時間
- フルペーパー1件30分(発表20分・質疑10分)
- その他1件20分(発表15分・質疑5分)
基調講演
基調講演 (1): 8/31 (木) 10:15-11:30
- 講演者
- 井上克郎(大阪大学 大学院情報科学研究科 教授 / 産業技術総合研究所 情報技術研究部門 特定フェロー)
- 講演タイトル
- 光るソフトウェア工学研究
- 講演概要
- ソフトウェア工学の研究は、時代とともに大きく変化している。社会に占めるソフトウェアの重要性が増し、新しいソフトウェアの開発、保守に関する技術が開発・普及してきている。講演者は学部学生の時代にこの世界に踏み込み、その時代時代のいろいろな研究テーマ、いろいろな研究形態を体験してきた。その中には、研究過程やその成果が大変うまくいったと思う光る例も少しあり、また、数多くの失敗、落胆も重ねてきた。本講演では、自身の研究の光と影を振りかえるとともに、ソフトウェア工学分野において、光るとは何か、どうすれば光るのか、というRQに対して、研究テーマ、コードと論文、国際共同研究、研究と教育、日本や世界の大学の現状など、いろいろな観点から分析を試みる。
- 発表資料 [PDF]
基調講演 (2): 9/1 (金) 10:15-11:30
- 講演者
- 山川 宏(ドワンゴ 人工知能研究所所長 / 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表)
- 講演タイトル
- 設計から学習へ:かわりゆく人工知能ソフトウェア
- 講演概要
- 伝統的には、ソフトウェアはすべて人間の手で設計されコーディングされていた。しかし近年の人工知能では、ソフトウェアを形作る知識の多くの部分がデータからの学習で獲得され、人間が担うのはその獲得のための枠組を設計すること、つまり機械学習の研究開発が中心となってきた。機械学習を用いることで、時に設計者の理解を超えた知識まで人工知能が獲得しうるが、それは同時に人間に理解できないブラックボックスを作ることでもある。今回、知的なソフトウェアに作り込まれる知識が、設計から学習に置き換えられることで、様々なステークホルダー(開発者、利用者など)に与えうる影響などを軸として講演を行う。
パネル討論
パネル討論:機械学習とソフトウェア工学: 8/31 (木) 17:10-18:10
- 司会
- 青山 幹雄(南山大学)
- パネリスト
- 丸山 宏(PFN), 濱田 晃一(DeNA), 石川 冬樹(NII)
- パネル概要
- 機械学習のソフトウェア開発が急速に発展をしている.しかし, 機械学習の利用においては,学習というオープンなシステムを オープンな実世界の問題に適用するという困難がある. しかし,機械学習を利用するアプリケーションの開発や利用に 関するソフトウェア工学のアプローチは萌芽的な段階にある. 本パネルでは,機械学習ソフトウェアの開発と適用の経験を踏まえ, 機械学習ソフトウェアの現状,課題と今後の方向について, ソフトウェア工学との接点を探り,ソフトウェア工学の新たな課題と 研究・開発の機会を議論する.
Special International Track on Software Analytics
Special International Track on Software Analytics (1) (Tutorial): 8/31 (Thu) 14:00-15:30
- Presenter
- Andrea Mocci (Universita della Svizzera italiana, Switzerland)
- Title
- Parsing and Modeling Software Engineering Artifacts
- Abstract
- Artifacts containing natural language, like development emails, tutorials, and Q&A websites (e.g., Stack Overflow), are essential in the practice of software development, and thus they have become a popular subject for software engineering research.
- The analysis of such artifacts is particularly challenging because of their heterogeneity: These resources consist of natural language interleaved with fragments of multiple programming and markup languages. Moreover, often these language are not only interleaved, but included in other ones, like XML fragments in Java strings, or method references in JSON values.
- The tutorial is aimed at overcoming this challenge by first discussing the state of the art of methodologies to analyze unstructured data, and their current limitations and shortcomings. Then, it focuses on our efforts towards a systematic approach to model contents of such artifacts. This in turn enables novel holistic analyses that fully exploit their intrinsic heterogeneous nature. We describe the theoretical foundations of our StORMeD framework, how it can be used to extract a full-fledged model of a development artifacts, and how it can be leveraged to construct various types of analyses, such as summarization, the analysis of video tutorial fragments, and the construction of a holistic recommender system.
- Reference URL: http://stormed.inf.usi.ch
-
Presentation slides [PDF (github.com)]
Tutorial repository (github.com)
Special International Track on Software Analytics (2) (Invited Talk): 9/1 (Fri) 13:00-14:30
- Presenter
- Raula Gaikovina Kula (Nara Institute of Science and Technology)
- Title
- On Updating Library Dependencies in OSS Projects
- Abstract
- Third-party library reuse has become common practice in contemporary software development, as it includes several benefits for developers. Library dependencies are constantly evolving, with newly added features and patches that fix bugs in older versions. To take full advantage of third-party reuse, developers should always keep up to date with the latest versions of their library dependencies. In this talk, present several work related to the update of library dependencies.
- We present an empirical study on library migration. The results suggest that developers are not likely to prioritize a library update, as it is perceived to be extra workload and responsibility. Furthermore, we found that even though third-party reuse is common practice, updating a dependency is not as common for many developers. Hence, towards this goal, I will be presenting some of our work in the form of visualizations and tools developed to assist developers update their libraries.
-
Presentation slides [PDF]
ポスター展示
ポスター展示(論文あり)
- GUIソフトウェアの回帰テストにおける画面差異特徴とドキュメント情報を用いた不具合原因分類
- 鶴崎 真理子,阿倍 博信(三菱電機株式会社)
- Javaメソッドの自動生成を目指して
- 下仲 健斗,肥後 芳樹,楠本 真二(大阪大学)
- 通信サーバソフトウェア設計へのモデル検査の応用の報告
- 南田 幸紀(NTT)
- BtoB クラウドアプリケーションにおける 反復的なデータ駆動型ペルソナ構築の事例研究
- 渡邊 泰宏,鷲崎 弘宜,本田 澄,深澤 良彰(早稲田大学),多賀 正博,松崎 明,鈴木 隆喜(株式会社いい生活)
- OSSに寄付をすべきか?統計的因果推論による寄付バッジの効果分析
- 中才 恵太朗,畑 秀明(奈良先端科学技術大学院大学),角田 雅照(近畿大学),松本 健一(奈良先端科学技術大学院大学)
- レガシーシステム分析のためのパターンマッチによるソースコードの自動抽象化
- 岡田 譲二(NTTデータ/大阪大学),Abhay Parvati(NTTデータ),石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学),坂田 祐司(NTTデータ),井上 克郎(大阪大学)
ポスター展示(論文なし)
- サイバーフィジカルシステムのテスティングに向けて:多方面からのアプローチの来たるべき融合
- 石川 冬樹(国立情報学研究所)
- 複合語に着目した同一分類アクター用語の抽出による要求仕様書の高品質化手法の提案
- 高橋宏季,位野木万里(工学院大学)
- 画面要素の相対的な位置関係によってテスト結果画面の確認領域を指定する技術
- 安達 悠(NTT),丹野 治門(NTT)
- Visualizing a Tangled Change for Supporting Its Decomposition and Commit Construction
- Sarocha Sothornprapakorn, Shinpei Hayashi, and Motoshi Saeki (Tokyo Institute of Technology)
- 開発文書検索時における関連語付与機能の検討報告
- 齋藤 鎮成(NTT),須永 聡(NTT)
- Test-Data Generation for Android Applications using Mutli-Objective Genetic Algorithms.
- Anshuman Rohella and Shingo Takada (Keio University)
- 探索に基づくリファクタリング補完の実現に向けて
- 星野 友宏,林 晋平,佐伯元司(東京工業大学)
- GUI Testing incorporating Context Events in Android Applications
- Maria Azriel Therese Eala and Shingo Takada (Keio University)
- データフロー条件を満たすAPI利用例を検索するWebアプリケーションの開発
- 石田 直人(大阪大学),石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学),井上 克郎(大阪大学)
- ソフトウェア開発者におけるリスク認識のバイアス
- 村上 優佳紗,角田 雅照(近畿大学)
- マイグレーション向け全自動バグ検出・修正技術
- 吉田 浩章(米国富士通研究所),徳本 晋(富士通研究所/東京大学),Mukul R. Prasad,Indradeep Ghosh(米国富士通研究所),上原 忠弘(富士通研究所)
- メトリクスから求める品質リスクヘッジ
- 中嶋 久彰,伊藤 雅子,山瀬 清美,縣 博之,小林 克己,長尾 徳富,山田 弘隆(富士通),森田 純恵(富士通研究所)
- 組込みシステムの要求仕様書に対する修正候補の定量的調査
- 山本 椋太,吉田 則裕,高田 広章(名古屋大学)
- コードレビューを通して変更依頼されるIf文の分析
- 上田 裕己,伊原 彰紀,平尾 俊貴,石尾 隆,松本 健一(奈良先端科学技術大学院大学)
- 同時修正されたコードクローンとファイルパス距離の関係の調査
- 常木 健介,崔 恩瀞,飯田 元(奈良先端科学技術大学院大学)
- 要求定義者のアジャイルwebアプリケーション開発におけるテスト記述のためのDSLの検討
- 中地 祥剛,崔 恩瀞,飯田 元(奈良先端科学技術大学院大学)