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ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2016

IPSJ/SIGSE Software Engineering Symposium (SES2016)
開催日程:2016年8月31日(水)~9月2日(金) ワークショップ日:2016年8月31日(水)
開催場所:東洋大学 白山キャンパス

SES2016
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ワークショップ

参加登録

  • ワークショップ参加のみの場合でもSES2016への参加登録して頂きます.

討論テーマ

  • 討論テーマ(1)形式手法 - 導入推進のためのアプローチ -
  • 討論テーマ(2)SPL開発と派生開発
  • 討論テーマ(3)要求工学
  • 討論テーマ(4)短期繰り返しリリースを目指したテスト,品質管理
  • 討論テーマ(5)ソフトウェア開発データの分析

ポジションペーパーの投稿

  • ワークショップごとに投稿の有無,投稿先(連絡先)が異なりますので,下記をご参照ください.
  • ポジションペーパーを作成する場合にはフォーマットとして,シンポジウム論文の スタイルファイルを利用してください.
  • ページ数は2ページ以内とします.
  • PDF形式に変換してお送り下さい.

討論テーマ(1)

形式手法 - 導入推進のためのアプローチ -


討論リーダ
 横川智教(岡山県立大学)
 早水公二(フォーマルテック)

連絡先
  ses2016-ws1 AT ses.sigse.jp
趣旨・概要
 形式手法を用いたシステム開発の効率化・高信頼化を実現するためには,数多くの解決すべき課題が残されている.本セッションでは,産学の連携を通じて,形式手法を開発現場への導入をいかに推進していくかについて議論することを目的とする.本セッションでは,形式的検証や形式仕様記述に加えて,プログラム解析技術の応用や,プロセス代数理論に基づく解析,SAT・SMTソルバの応用など,幅広い技術開発に関する提案を募集している.また,対象はソフトウェア・ハードウェアシステムには限定せず,組込み・実時間システムへの適用や,セキュリティ問題解決への応用,車載システム・医用システム開発への導入など,幅広い対象への適用事例の報告や応用の枠組みの提案を募集している.導入支援ツールの開発などシステム構築に関する報告も歓迎する.産業界からは現場での適用事例や運用方法・ノウハウなど具体的な活動に関する報告を,学術界からは最新の技術動向や学生への教育実践報告などを期待する.進行中の研究開発に関する途中経過についての報告も歓迎している.

討論形式
 ワークショップ発表者による各30分程度(質疑・討論含む)のプレゼンテーションと,共通テーマに関する参加者全員による議論を実施する予定である.

プログラム
8月31日(水) 会場:6307教室(6号館 3階)
13:00-13:10 オープニング
・ワークショップ趣旨説明
13:10-14:30 発表(2件)※1件あたり40分 (発表25分,質疑応答15分)
1. 差分論理表現に基づく時間ペトリネットの有界モデル検査の高速化
 井川直, 横川智教, 佐藤洋一郎, 有本和民(岡山県立大学)
2. モデル検査を用いた Web アプリケーションのテストケース生成
 笠原大和, 横川智教, 佐藤洋一郎, 有本和民(岡山県立大学)
14:30-14:50 休憩
14:50-16:10 発表(2件)※1件あたり40分 (発表25分,質疑応答15分)
3. 並行システムのモデル検査におけるタイムスタンプの有限抽象化
 中野伸哉, 土屋達弘(大阪大学)
4. 仕様記述の役割を意識したフォーマルメソッド学習
 西岡貴史, 大森洋一, 荒木啓二郎(九州大学)
16:10-17:00 テーマディスカッション
・形式手法を開発現場に導入するためのアプローチについて
17:00-17:10 ラップアップ
・聴講者からのコメント
・ワークショップまとめ

ポジションペーパーの扱い
 ポジションペーパーを提出するかどうかは発表者の自由とする.提出いただいたポジションペーパーは SES2016のサイトに掲載する.ポジションペーパーを提出しない場合は,タイトルと発表の概要について,討論リーダまで連絡をいただきたい.また,聴講・共通テーマ議論のみの参加も歓迎している.この場合,ポジションペーパー等を提出する必要はない.

投稿方法
 指定フォーマットにて作成の上, ses2016-ws1 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.

投稿日程
投稿締切 2016年7月28日(木)
採否通知 2016年8月4日(木)
最終原稿締切 2016年8月10日(水)

討論テーマ(2)

SPL開発と派生開発


討論リーダ
 野田夏子(芝浦工業大学)
 小笠原秀人(東芝)
 岸知二(早稲田大学)

連絡先
  ses2016-ws2 AT ses.sigse.jp

趣旨・概要
 ソフトウェア開発においては,まったくの新規開発ということは少なく,再利用技術を利用して製品系列を体系的に開発したり,既存ソフトウェアをベースに新しいビジネス・技術環境に適合した製品を派生開発したりします.こうしたSPL開発や派生開発は,ともすれば異なったアプローチと受け止められることもありますが,開発期間の短縮化や変化の常態化の中,それぞれの開発スタイルも進化し,多くの共有する技術や問題があります.本ワークショップでは,こうした開発に関心がある様々な方に参加を頂き,関わる様々な話題について広く,多面的に議論を行います.

討論形式
 最初にミニチュートリアルを行い,考え方や概念などの確認を行う. その後,参加者によるプレゼンとそれをベースとした議論という形式で進める.

プログラム
8月31日(水) 会場:6308教室(6号館 3階)
10:00-10:10 オープニング
10:10-12:00 ミニチュートリアル
SPLと派生開発の基本と最新動向について
1. ソフトウェア製品系列開発
 岸知二 (早稲田大学)
2. 派生開発
 斎藤賢一 (エクスモーション)
12:00-13:00 休憩
13:00-16:00 発表と議論
1. CVL紹介
 阿久津由嗣, 野田夏子 (芝浦工業大学)
2. SPLテスト
 岸知二 (早稲田大学)
3. プロダクトライン開発を見据えたシステム全体最適設計の取組み
 〜自動車:電動パワーステアリング開発における事例〜
 高橋寛之 (日本精工)
16:00-17:00 発展議論とクロージング

ポジションペーパーの扱い
ポジションペーパーを集めて公開する
※但し所属組織等の事情により,ポジションペーパーなしのプレゼンテーションも認める

発表・参加方法

ポジションペーパーを投稿する場合は,指定フォーマットにて作成の上, ses2016-ws2 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.

ポジションペーパー無しの発表申込みも受け付けております.その場合,8月24日(水)までに ses2016-ws2 AT ses.sigse.jpへ発表内容をご連絡ください.

なお参加は自由です.参加者数把握のため上記へご連絡いただければありがたいですが,当日の飛び入り参加も歓迎いたします.


投稿日程
投稿締切 2016年7月28日(木)
採否通知 2016年8月4日(木)
最終原稿締切 2016年8月10日(水)

討論テーマ(3)

要求工学


討論リーダ
 中鉢欣秀(産業技術大学院大学)

連絡先
  ses2016-ws3 AT ses.sigse.jp

趣旨・概要
 ソフトウェア開発プロセスにおいて,発注者が望むソフトウェア像を明らかにし, 発注者と開発者が合意することは,基本である. 対象ソフトウェアへの両者の合意が得られないまま開発を進めると, 品質低下や開発作業の手戻りなど問題が生じるリスクが高まる.要求工学の研究分野では,こうしたリスクを回避するため,要求の抽出,仕様化,検証,合意形成などに関するさまざまな有用な研究成果が提供されてきた. しかし,環境,市場,技術が変化する中で,発注者が真に求めるソフトウェアを確実に提供するためには, 現状の要求工学には多くの課題が残されている.本セッションでは,問題提起,事例報告,研究報告を通して各自のポジションを表明していただき,真に求められるソフトウェアを提供するために,要求工学が貢献できることは何か,そして何が重要な研究課題なのかを議論し,知見を深めることをねらう.

討論形式
 発表時間は 1 人あたり 10 分 ~ 20 分程度とし,プログラム作成後に連絡する.

プログラム
8月31日(水) 会場:6318教室(6号館 3階)
13:00 オープニング
13:00-17:00 発表・討論
1. ソフトウェア開発PBLにおける要求獲得フェーズの変化
 木崎悟 (日本工学院八王子専門学校/電気通信大学)
2. ゴール指向要求分析における構成要素に着目した分解に関する一考察
 岡野道太郎 (筑波大学大学院ビジネス科学研究科)
3. アジャイル開発スクラムにおける要求獲得としてのゴール指向
 中鉢欣秀 (産業技術大学院大学)
4. ユーザエクスペリエンスに着目した要求文書の作成支援
 白銀純子 (東京女子大学)
17:00 クロージング

ポジションペーパーの扱い
ポジションペーパーは集めません.発表の題目と概要(200 字程度),氏名・所属を ses2016-ws3 AT ses.sigse.jpにメールで連絡してください.申込締切については討論リーダへとお問い合わせください

討論テーマ(4)

短期繰り返しリリースを目指したテスト,品質管理


討論リーダ
 丹野治門(NTT)
 高田眞吾(慶應義塾大学)

連絡先
  ses2016-ws4 AT ses.sigse.jp

趣旨・概要
 近年,アプリケーションに対するユーザのニーズの変化や,アプリケーションのプラットフォームとなるソフトウェア,ハードウェアの進化のスピードが速いため,これらに対し,アプリケーションを短期間で対応させ,一定の品質を確保しつつリリースしていくことが強く求められている.本ワークショップでは,アプリケーション開発の短期繰り返しリリースを目指し,(1) 品質確保の要となり繰り返し行われるテストをいかに効率よく行うか,(2) 品質管理を設計,実装,運用などにおいてどのような考え方で行っていくか,について,将来有用そうな要素技術や,実際の開発現場における事例(成功事例,失敗事例や課題など)に関する発表と議論を行い,参加者らの知見を共有,発展させることを目的とする.具体的なトピックは,例えば以下が考えられる.
  • 要素技術:テスト自動化技術,回帰テスト支援技術,影響分析,テスト優先度付技術,品質評価指標
  • 事例:改造開発におけるテストや品質管理の課題,アジャイルやリーン開発導入の成功/失敗事例

討論形式
 ワークショップ前半は,参加者それぞれの発表と質疑を行い,互いの知見の共有を行う.後半では,発表で示された要素技術や事例についての整理を行ったうえで,議論を行い短期繰り返しリリースを行うアプリケーション開発におけるテスト,品質管理のあるべき姿についての提言をまとめる.

プログラム
8月31日(水) 会場:6319教室(6号館 3階)
10:00-10:25 オープニング + 参加者自己紹介
10:25-11:40 発表(3件)※1件あたり25分 (発表15分,質疑応答10分)
1. 商用Scrum案件におけるテストおよび品質管理の実践事例
 朱峰錦司(NTTデータ)
2. ソースコード差分を用いた高速なリリースサイクルに適応可能なテストケース生成
 阿部宏章(慶應義塾大学)
3. 自動化技術基盤がプロダクト開発とチームの成長を加速させる
 伊藤宏幸(ヤフー株式会社)
12:00-13:00 休憩
13:00-13:50 発表(2件)※1件あたり25分 (発表15分,質疑応答10分)
4. ソースコード依存関係に着目したテスト対象コードの特定
 坂口英司(奈良先端科学技術大学院大学)
5. GUI機能テストスクリプトのメンテナンス省力化に向けて
 切貫弘之(NTT)
13:50-14:00 休憩
14:00-14:50 発表(2件)※1件あたり25分 (発表15分,質疑応答10分)
6. 動的スライスを用いたバグ修正前後の実行系列の比較
 石尾隆(大阪大学)
7. アジャイル開発におけるテスト工数の肥大化を抑えるテスト自動生成手法
 徳本晋(富士通研究所)
13:50-14:00 休憩
15:00-16:50 議論
トピックを2,3個選定し,チームに分かれて議論し互いに発表する形式で行う.
16:50-17:00 クロージング

ポジションペーパーの扱い
本ワークショップでは,以下のいずれかを募集する.
  1. ポジションペーパー(1~2ページ程度)及び当日発表
  2. ポジションペーパなしで当日発表のみ
※b.の場合は,参加申し込み時に「発表題目」と「発表概要(100文字~200文字程度)」の2点をお伝え頂きたい.
※発表なしで議論に参加したい方も歓迎する.

投稿方法
 指定フォーマットにて作成の上, ses2016-ws AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.

投稿日程
a. ポジションペーパーを投稿する場合
投稿締切 2016年7月28日(木)
採否通知 2016年8月4日(木)
最終原稿締切 2016年8月10日(水)
b. ポジションペーパーなしで当日発表のみの場合
申込締切 2016年8月12日(金)
採否通知 2016年8月17日(水)

討論テーマ(5)

ソフトウェア開発データの分析


討論リーダ
 眞鍋雄貴(熊本大学)
 戸田航史(福岡工業大学)

連絡先
  ses2016-ws5 AT ses.sigse.jp

趣旨・概要
 これまでのSESでのワークショップやウィンターワークショップを通じて,ソフトウェア開発データや分析に関する取り組み等,さまざまな知見が収集されてきた.しかし,データ分析に関する技術は,ソフトウェア工学の範囲よりも,むしろ他分野で提案された技術を輸入し,利用されることが多い.そこで,ソフトウェア工学におけるデータ分析手法の今後の発展のため,人工知能分野やデータ工学分野で発表されている,データマイニングや機械学習に関する様々な論文の紹介を通じてデータ分析に関する各種技術への理解を深めていきたいと考えている.

討論形式
 事前に参加者が紹介したい論文を3本申告し,討論リーダが参加者との個別の調整の上,1人あたり1~2本割り当てる.その後,ワークショップにて1本あたり10分程度(参加者数次第で変更の可能性がある)で紹介していただくことを予定している.論文はソフトウェア工学分野の会議で発表されたものでも構わないが,データマイニングや機械学習に関する会議(NIPS,ICML,KDD,ICDMなど)で発表されたデータ分析に関する論文が望ましい.論文紹介後,それらを踏まえて今後のデータ分析をどのように行うべきか,また,どのように発展させていくべきかについて議論することも予定している.

プログラム
8月31日(水)会場:6320教室(6号館 3階)
13:00-13:10オープニングと自己紹介
13:10-15:10論文紹介
紹介する論文,担当等については https://sites.google.com/site/ses2016ws5/ に記載する.
15:20-16:40議論
16:40-17:00まとめ

ポジションペーパーの扱い
ポジションペーパーは集めないが,討論リーダまで氏名,所属,メールアドレス,希望する論文の文献情報を第1希望から第3希望まで連絡すること.申込締切は,8月21日(日)とする.

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