募集テーマ
ソフトウェア工学に関連した領域全般を対象とします．要求から保守までソフトウェアライフサイクルのそれぞれに関わる技術や，組込みシステムなど特定分野へのソフトウェア工学の適用，クラウドコンピューティング等最近の環境におけるソフトウェア工学，ソフトウェア技術者教育なども含みます．また，ソフトウェア工学の実践事例や得られた知見の報告も対象とします．
- Requirements engineering（要求工学）
- Analysis and design（分析・設計技法）
- Software testing and maintenance（テスト技法・保守技術）
- System evaluation and management（システム評価・管理技術）
- Development tools and environments（開発支援環境・自動化技術）
- Software processes and workflows（ソフトウェアプロセス）
- Formal methods（形式的手法）
- Other software engineering applications（その他ソフトウェア工学に関するテーマ全般）
論文募集
シンポジウム論文
独創的な研究の成果を発表するもので，新規性／独創性，有用性，正確さが重視されます．フルペーパーにおいては，有用性が納得できる形で述べられていることが求められます．ショートペーパーでは，萌芽的なアイディアや評価途上の研究成果の速報も認められます．なお，フルペーパーは10ページ以内，ショートペーパーは6ページ以内とします （採録された場合には，査読コメントを反映するために最大2ページ延長したカメラレディを提出することを認めます）．
ソフトウェア工学の実践事例や経験から得られた知見を発表するもので，事例や知見としての有用性，正確さ が重視されます．研究成果を企業で実適用した事例の報告等，産学連携の取り組みの経験も含まれます．ショートペーパーでは，実践あるいは事例の整理が未完了であっても潜在的な有用性を含む経験の速報も認められます．なお，フルペーパーは8ページ以内，ショートペーパーは4ページ以内とします（採録された場合には，査読コメントを反映するために最大2ページ延長したカメラレディを提出することを認めます）．
いずれの区分も，複数のプログラム委員による独立した査読を行います．審査の結果，採録または不採録の判定を行います．既発表の論文や，他の会議等に投稿中の論文との差分が不明確な内容の場合，査読をせずに不採録と判定する場合があります．採録された論文はシンポジウム論文集に掲載します．また，フルペーパーとして投稿されたものをショート採録する場合があります．シンポジウム論文集に収録される論文はすべて，情報処理学会電子図書館「情報学広場」に掲載されます．
いずれの区分もフルペーパーは，2016年2月号として刊行予定の情報処理学会論文誌「ソフトウェア工学」特集号への同時投稿が可能です．
なお，論文が採録されましても，正当な理由なしにシンポジウムでの発表を行われない場合には，採録を取り消させて頂きます．
一般論文（査読なし）
ソフトウェア工学コミュニティ最大級イベントSESにて，自身の研究を多数の参加者に周知するとともに，有益な知見を得るための議論の場を提供することを目的としています．発表内容および発表形式は通常の研究発表会にしたがいます．8ページ以内の論文を募集します．
ポスター展示(ポスター展示のみ，ポスター展示＋ポスター論文)
ソフトウェア工学に関連する取り組みのポスター展示を募集します．展示内容として，研究の初期段階における成果発表，開発したツール・製品のデモンストレーション，人材育成，産学連携，社内の活動状況が考えられますが，ソフトウェア工学に関する取り組みであればこれらに限りません．技術的な主張点が不明確な製品紹介等，シンポジウムの目的に沿わない内容は採録されませんのでご注意ください．
申し込み方法としては，題目と発表概要（200～400字程度）のみで申し込む「ポスター展示のみ」と，ポスター論文（2ページ以内）を投稿する「ポスター展示＋ポスター論文」の2種類があります．「ポスター展示＋ポスター論文」で申し込んだ場合，採録されたポスター論文はシンポジウム論文集に掲載されます．（「ポスター展示のみ」で申し込んだ場合，申し込み内容はシンポジウム論文集に掲載されません．）
参加者の投票により，優秀なポスター展示にはインタラクティブ賞が贈られます．
ワークショップ
討論テーマを募集し，各テーマについて集中的に討論します．参加者は問題意識，萌芽的なアイディア，予備的な研究成果などを持ち寄り，情報共有や意見交換を行います．討論は，
- ワークショップ論文(ポジションペーパー)を集めて議論する形式
- ワークショップ論文を集めずに，作業や成果物の作成を主体とする形式
があります．いずれの形式も，シンポジウムの参加者が自由に入室し，討論を聴講できます．ポジションペーパーを作成する場合にはフォーマットとして，シンポジウム論文のスタイルファイルを利用してください．ページ数は2ページ以内とします．
問題提起セッション
我が国のソフトウェア工学コミュニティにおける産学連携促進の場を提供することを目的として，特に産学双方で共有すべき問題意識や課題を募集します．問題提起者のショートプレゼンテーションと参加者との議論を通じて，企業におけるニーズ／大学におけるシーズに対する相互理解の深化を目指します．
投稿方法
シンポジウム論文（研究論文・実践論文）および一般論文（査読なし）
形式は，情報処理学会研究報告(情処研報)スタイルに準拠します．この形式を用い，刷り上りページ数が所定ページ以内の原稿をPDF形式で作成してください．ただし，英文題目，英文概要は任意とします．
シンポジウム論文の投稿は以下のURLから行います．
https://www.easychair.org/conferences/?conf=ses2015
カメラレディ用スタイルファイルは，以下からダウンロードできます．ご利用に際しては，各圧縮ファイルに含まれるREADME-for-SES.txtをお読みください．
一般論文の場合は，投稿前に発表申込を行ってください．なお，申込締切を別途設定しています．
具体的な投稿方法の説明は投稿方法ページからご覧になれます．
ワークショップ提案
ワークショップを提案される方は以下の内容を作成の上，
ses2015-workshop[at]ses.sigse.jpまでお送り下さい．
- 討論テーマ
- 討論リーダの氏名とメールアドレス
- 主旨・概要(200～400字)
- 討論形式:ワークショップの進め方について記述して下さい．
- ポジションペーパーの扱い:ポジションペーパーを集めるか否か，ポジションペーパーを集める場合にSES2015のサイトに掲載するか否かもお知らせください．
ポスター展示(ポスター展示のみ，ポスター展示＋ポスター論文)
ポスター展示は，「ポスター展示のみ」「ポスター展示＋ポスター論文」のどちらかを選択してご投稿下さい．（展示の詳細については採録通知時にご連絡差し上げます．）
なおシンポジウム論文として論文を投稿，採録された場合には，その論文の内容について，ポスター展示を行うことが可能です．この場合は，「ポスター展示のみ」の投稿方法に従って，申込みを行ってください．
ポスター展示の投稿は以下のURLから行います．
https://www.easychair.org/conferences/?conf=ses2015
【ポスター展示のみ】の投稿
展示予定の内容（題目と200～400字程度の発表概要）を添えてお申し込み下さい．題目，発表概要はシンポジウム論文集には掲載されませんので，既発表，多重投稿を気にせず応募することができます．
【ポスター展示＋ポスター論文】の投稿
展示予定の内容について記載したポスター論文(フォーマットはシンポジウム論文に準じる．2ページ以内．)をご投稿ください．ポスター論文はシンポジウム論文集に掲載されますので，その内容は未発表であることにご留意ください．
具体的な投稿方法の説明は投稿方法ページからご覧になれます．
問題提起セッション
問題を提起される方は以下の内容を作成の上，
ses2015-issues[at]ses.sigse.jp
までお送りください．
- プレゼンテーションスライド（10枚程度）
- 問題提起者の氏名とメールアドレス
投稿日程
シンポジウム論文（研究論文・実践論文）
| 投稿締切 | → 2015年5月15日（金） ※延長しました！！ |
| 採否通知 | → 2015年7月13日（月） |
| 最終原稿締め切り | 2015年8月11日（火） |
一般論文（査読なし）
| 申込締切 | 2015年7月28日（火） |
| 投稿締切 | 2015年8月11日（火） |
ワークショップ
| ワークショップ提案 | 投稿締切 | → 2015年5月29日（金） ※延長しました！！ |
| 採否通知 | 2015年5月29日（金）※5/22 まで提案分 2015年6月5日（金）※5/23 以降提案分 | |
| ポジションペーパー等 | 発表申し込み締切 | 各ワークショップにより異なります．ワークショップのページ にてご確認ください． |
| 採否通知 | ||
| 最終原稿提出締切 |
ポスター展示
| ポスター論文あり | 投稿締切 | → 2015年8月12日（水） ※延長しました！！ |
| 採否通知 | 2014年8月18日（火）（早期に投稿いただいた論文は，できるだけ早期に通知いたします） | |
| カメラレディ―締切 | 2015年8月20日（木） | |
| ポスター論文なし | 申込締切 | 2015年8月17日（月） |
| 採否通知 | 2015年8月24日（月） |
問題提起セッション
| 申込締切 | 2015年8月5日（水） |
| 採否通知 | 2015年8月12日（水） |
表彰
研究論文と実践論文の中から優れた論文を選び，「最優秀賞」「優秀賞」を授与します．学生(※)の方が第一著者の優れたシンポジウム論文には「学生奨励賞」を授与します（第一著者による発表が必要）．優秀賞および学生奨励賞は複数名に授与する予定です．また，SES参加者による投票により，優秀なポスター展示に「インタラクティブ賞」を授与します．奮ってチャレンジしてください．
また，論文発表とポスター発表に対して，産業界からの視点でプログラム委員会とは独立に評価を行う「企業賞」をSES2014に引き続き設定する予定です．
※ここでの学生には，社会人学生は含みません．社会人学生とは，発表時の所属が企業等（大学との併記を含む）である者を指します．
情報処理学会論文誌特集号
「ソフトウェア工学」特集が2016年2月号刊行予定で企画されています．本シンポジウムは，この特集号と連携して論文募集を行います．本シンポジウムの研究論文および実践論文カテゴリのフルペーパーに投稿されたものは，この特集号に限り同時投稿が可能です．奮ってご投稿くださいますようにご案内いたします．ただし，投稿システムが異なるため，投稿は別途行なっていただく必要があります．ご注意ください．
特集号投稿締切 5月11日（月） → 2015年5月18日（月）＊締切延長しました
論文誌特集号の論文募集もあわせてご覧ください．
問い合わせ
不明な点などがありましたら， 問い合わせページからお問い合わせください．