SES2014
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ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014

IPSJ/SIGSE Software Engineering Symposium (SES2014)
開催日程:2014年9月1日(月)~3日(水)
開催場所:芝浦工業大学 芝浦キャンパス

ワークショップ

主要日程

ワークショップ

ポジションペーパー等発表申し込み締切2014年7月23日(水)
ポジションペーパー等採否通知2014年8月 6日(水)
最終原稿提出2014年8月20日(水)
ワークショップ開催2014年9月 3日(水) 午前または終日

参加登録

  • ワークショップ参加のみの場合でもSES2014への参加登録して頂きます.

討論テーマ

  • 討論テーマ(1)301室:ソフトウェア開発リポジトリの共有と発展
  • 討論テーマ(2)302室:形式手法 - 産学連携における問題とその解決 -
  • 討論テーマ(3)304室:セキュリティの共通問題と、セキュアな開発手法とその評価
  • 討論テーマ(4)306室:モデル駆動で開発しようー実適用における課題と先端技術

ポジションペーパーの投稿

  • ワークショップごとに投稿の有無,投稿先(連絡先)が異なりますので,下記をご参照ください.
  • 投稿フォーマットは,ウィンターワークショップに準じます.以下からスタイルファイルをダウンロードし,ご利用ください.
  • ページ数の制限は,原則として2ページ以内とします.
  • PDF形式に変換してお送り下さい.

スタイルファイル

  • MS Word版
  • TeXスタイル一式(EUC-JP,改行[LF],tar+gz形式)
  • TeXスタイル一式(Shift_JIS,改行[CRLF],zip形式)

討論テーマ(1)

 ソフトウェア開発リポジトリの共有と発展


討論リーダの氏名
 眞鍋雄貴(熊本大学)

連絡先
 ses2014-ws1@ses.sigse.jp

開催場所
 3F 301室

趣旨・概要
 ソフトウェア工学において,PROMISEデータセットに代表されるリポジトリの共有は,実証的な分析という観点から大きな役割を果たしてきた.そして,リポジトリマイニングに注目した国際会議であるMSRでは,2013年以降,データセットの提案セッション(Data Showcase)が開催されており,その重要性はますます高まっているといえる.
 そこで,本ワークショップでは参加者間でのリポジトリの共有を目的とする.それぞれがリポジトリデータを持ち寄り,データそれ自体と具体的な利用(分析)方法について紹介し,知識の共有を図る.持ち寄るリポジトリデータはオープンなアクセス手段があるものであれば自作,他作を問わないが,議論の都合上,利用実績のあるものである事が望ましい.紹介されたリポジトリデータについて議論をし,理解を深め,各自の今後の研究に生かすと共に,ソフトウェア工学の発展に貢献するためにはどのようなデータセットが構築,共有されるべきかについても議論したい.

討論形式
 本ワークショップでは,参加者によるリポジトリデータとその利用方法の紹介とそれに基づく議論により,参加者間での知識の共有を主たる目的とするが,それに加え,今後必要とされているリポジトリデータは何か,また,どのように共有されるべきかを議論する.ワークショップの進行としては以下を想定している.
  1. 本ワークショップの目的説明(10分)
  2. 参加者自己紹介(10分)
  3. リポジトリデータの紹介(3時間~(参加者に応じて変更))各参加者が紹介したいリポジトリデータについて,その内容と具体的な利用方法について10分程度で紹介する.参加人数が少ない場合は間に1時間ほど作業時間を設け,もう一周紹介を行う.
  4. ソフトウェアリポジトリデータについての参加者によるディスカッション(1時間)

プログラム
10:00オープニング
10:05自己紹介
10:15セッション1 データ紹介1 (1件15分(質疑込み))
亀井靖高(九大):九大で公開できそうなリポジトリデータと現状のリポジトリデータ公開時の問題点
伏田享平(NTTデータ):ISBSGデータリポジトリ等
眞鍋雄貴(熊本大):MSR2013, MSR2014におけるData Show Caseで紹介されたデータ等
11:00議論1
12:00-13:00昼食休憩
13:00セッション2 データ紹介2(1件15分(質疑込み))
中川尊雄(奈良先端大):感情語辞書
藤野啓輔(奈良先端大):TestLink
13:30議論2
14:30休憩
14:45セッション3 これからの共有リポジトリデータ(1件15分(質疑込み))
戸田航史(福岡工大):Chromiumプロジェクトの見積もり工数データ
柏祐太郎(和歌山大):ハイインパクトバグ・リポジトリ
東裕之介(和歌山大):OSSライセンスの自動検出における失敗事例ベース
15:30議論3
16:15ラップアップ,クロージング(最大17:00)

ポジションペーパーの扱い
 ポジションペーパーは集めないが,参加希望者は紹介したいリポジトリデータについて討論リーダーまでメールにて連絡することとする.メールには以下の情報を記載すること.

参加希望者名:
参加希望者所属:
リポジトリデータの名前:
リポジトリデータの概要(100字以内):

発表者は各自の希望に基づき決定する.また,寄せられたすべての希望はスプレッドシートにまとめ,閲覧のみ可能な形で公開する.

討論テーマ(2)

 形式手法 - 産学連携における問題とその解決 -


討論リーダの氏名
 横川智教(岡山県立大学)
 早水公二(フォーマルテック)

連絡先
 ses2014-ws2@ses.sigse.jp

開催場所
 3F 302室

趣旨・概要
 現在のソフトウェアは大規模化かつ複雑化が進んでおり,開発コストの削減ならびに高信頼性の実現のため,形式手法の適用への要求が高まっている.しかしながら,国内において,産業界と学界との連携は十分になされているとはいえない.本セッションでは,産学の連携による形式手法の普及拡大について議論することを目的とする.
 産業界からは,現場での適用事例や蓄積したノウハウ,企業内での運用方法,取り組み等の「具体的な活動」を報告して頂きたい.学界からは,最新の理論や技術,研究成果,それらの実現可能性等を報告して頂きたい.研究の途中経過報告,学生への教育実践報告なども歓迎する.産学で共通的な話題としては,形式手法の現状,今後の展望,将来のあるべき姿について問題提起,報告をいただきたい.
 本セッションでは,ソフトウェア検証,プログラム解析技術,ハードウェア検証,形式仕様記法,SAT/SMTの応用,テスト自動生成,セキュリティ,規格(IEC/ISO etc),ツール開発など幅広い話題に関する報告・提案を歓迎する.
 企業と大学との共同研究プロジェクトの企画も考えていきたい.

討論形式
 ワークショップ参加者による発表と,共通テーマに関する参加者全員による討論を実施する予定である.

プログラム
10:20オープニング
ワークショップ趣旨説明(横川智教)
10:30-12:00技術発表(30分×3 司会:横川智教)
(T1) 早水公二(フォーマルテック):NuSMV支援ツールの紹介
(T2) 山田晃久(産業技術総合研究所):SATソルバと組み合わせテスト
(T3) 土屋達弘(大阪大学):電力システム上の連鎖的障害に対するSATを用いた記号的故障シミュレーション
12:00-13:30ランチ
13:30-14:30技術発表(30分×2 司会:早水公二)
(T4) 横川智教(岡山県立大学):サイズ削減を目的とした時間ペトリネットから時間オートマトンへの変換法
(T5) 岡野浩三(大阪大学):プログラム解析を目的としたループ実行前後の変数間写像導出
14:30-15:00テーマディスカッション(司会:早水公二)
形式手法を産業界に普及させるために必要なこと。
       
  • テーマ1:産学官がどのように活動すれば良いか
  •    
  • テーマ2:三者間の互いの要望やアドバイス
  •    
  • テーマ3:今後の活動・展望について
15:00-15:10ラップアップ(司会:横川智教 早水公二)
他の聴講者からひと言
ワークショップまとめ

ポジションペーパーの扱い
 ポジションペーパーを集める.SES2014のサイトに掲載する.

討論テーマ(3)

 セキュリティの共通問題と、セキュアな開発手法とその評価


討論リーダの氏名
 大久保隆夫(情報セキュリティ大学院大学)
 吉岡信和(NII)

連絡先
 ses2014-ws3@ses.sigse.jp

開催場所
 304室

趣旨・概要
 スマートフォンをはじめとする高機能携帯端末の普及、ビックデータ利用の推進などを背景として、プライバシーにも配慮したセキュアなソフトウェア開発が求められている。これまでにセキュアなソフトウェア開発の手法が提案されてきたが、開発現場への適用が進んでいるとは言い難い。その1つの理由として手法を評価するためのベンチマークとなるソフトウェア開発事例が存在していないことがあげられる。この問題を解決するために提案者らは、セキュリティの共通問題の開発を進めている。本ワークショップでは、共通問題に関するチュートリアルを行うとともに、セキュアな開発手法の提案、セキュアな開発手法の評価、セキュアな開発手法に関する教育や教材など、ソフトウェアセキュリティに関するポジションペーパを広く募り、議論を行い、ソフトウェアセキュリティ分野の発展に寄与することを目的とする。

討論形式
  • 共通問題のチュートリアル
  • ポジションペーパー発表と議論
プログラム
10:00-10:05オープニング
ワークショップ趣旨説明(大久保 隆夫)
10:05-10:45共通問題チュートリアル(大久保 隆夫)
10:45-12:00ポジションペーパーの発表:各自10分
齊藤 大仁(東京学芸大学大学院):可視化されたソフトウェアセキュリティ知識を活用したセキュアなソフトウェア開発のための学習支援環境
山本 美聡(早稲田大学):OSSにおけるセキュリティパターンの特定
小橋 孝紀(早稲田大学):モデルテストによるセキュリティ設計パターンの適用検証
伊藤 百合菜(早稲田大学):セキュリティパターンの研究に関するシステマティックマッピング
芳澤 正敏(早稲田大学):テストテンプレートを用いたセキュリティ設計パターンの実装の適用検証
海谷 治彦(神奈川大学):複数の活動にまたがるシステムのためのセキュリティ要求分析手法
吉岡 信和(国立情報学研究所): プライバシとセキュリティの要求工学の統合化するフレームワーク
12:00-13:30休憩
13:30-17:00共通問題を使った演習
開発手法のレクチャー,簡単な例題の演習
共通問題による演習
議論
まとめ

ポジションペーパーの扱い
 ポジションペーパーを集める.SES2014のサイトに掲載する.

討論テーマ(4)

 モデル駆動で開発しようー実適用における課題と先端技術


討論リーダの氏名
 野田夏子(芝浦工業大学)
 細合晋太郎(九州大学)

連絡先
 ses2014-ws4@ses.sigse.jp

開催場所
 306室

趣旨・概要
 ソフトウェア開発全体をモデルを中心にして進めるモデル駆動開発の考え方が登場してから久しいが、実際の開発において十分に実践されているとは必ずしも言えない。様々な道具立ては整ってきているものの、具体的にどのように適用すべきか悩んでいる技術者も多いと思われる。本ワークショップでは、広くモデル駆動開発に興味を持つ技術者・研究者が集い、モデル駆動開発の実適用における課題を明らかにし、それらの課題を解決するためにどのような技術が必要であるかを議論したい。開発現場における事例紹介や実際に直面した問題の紹介、また検討途中の新規技術の紹介も歓迎する。

討論形式
 各参加者のポジションの発表(ポジションペーパーの発表もしくは簡単なポジションステートメントの口頭発表)及び質疑を行った後、ポジションの発表で提示された問題を分析し解決のためにどのような技術があり得るかの議論を行う。議論は、グループに分かれて実施する可能性もある(参加人数による)。

プログラム
10:00~10:30オープニング
10:30~11:50産業界から~課題、適用例
丹野 治門(NTT):モデルベーステストに基づく結合テスト全自動化の試み (30分)
張 暁晶(NTT):既存開発プロセスへのモデルベーステスト手法の適用 (30分)
適用事例の発表 (20分)
13:00~13:50研究事例
松浦 佐江子(芝浦工大):定義・生成・検証の観点からのモデル駆動開発への取り組み (30分)
鵜林 尚靖(九大):不確かさを包容するモデル駆動開発機構 (20分)
14:00~15:00ツール関連 & 質疑のまとめ
モデルを駆動を支えるツールに関連した話題 (20分)
ツール関連の研究動向 (20分)
全セッションを通した質疑のまとめ
15:15~16:15議論
16:15~16:30まとめ

ポジションペーパーの扱い
 ポジションペーパーを募集する。ただしポジションペーパーの提出を必須とはしない。ポジションペーパーはSES2014のサイトに掲載する。(掲載を希望しない著者は討論リーダに相談されたい。)
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