ワークショップ
参加登録
- ワークショップ参加のみの場合でもSES2018への参加登録をして頂きます.
当日の受付
- 受付は、9:00〜10:00、12:15〜13:00、夕方頃の3回、1509教室にて開設する予定です。
- ワークショップのみご参加の方も、いずれかの時間帯に参加受付を済ませてください。
ポジションペーパーの投稿
- ワークショップごとに投稿の有無,投稿先(連絡先)が異なりますので,下記をご参照ください.
- ポジションペーパーを作成する場合にはフォーマットとして,シンポジウム論文の スタイルファイルを利用してください.
- ページ数は2ページ以内とします.
- PDF形式に変換してお送り下さい.
-
討論テーマ(1)
-
形式手法-導入支援と技術教育-
- 討論リーダ
- 横川智教(岡山県立大学)
- 早水公二(株式会社フォーマルテック)
- 連絡先
- ses2018-ws1 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
-
形式手法とその関連技術によってソフトウェア・ハードウェア開発の効率化および製品の高信頼化・高品質化を実現するために,産業界・学術界において様々な取り組みが進められている.本セッションでは,産学の連携を通じて情報産業における形式手法の普及および利活用を推進するべく,継続的に議論を行っている.現状として,形式手法の産業界への普及は進んでいるが,初歩的な技術の利用に留まっている場合も多い.
本セッションでは,形式手法を効果的に利活用するための導入支援と技術教育をについて議論を行う.産業界においては自動化技術など導入コストを削減するためのアプローチを,学術界においては形式手法教育のための教材開発についての報告などを歓迎する.
本セッションでは,議論対象は上記のトピックに限定せず,これまでと同様に,形式的検証や形式仕様記述に加えて,プログラム解析技術の応用や,プロセス代数理論に基づく解析,SAT・SMTソルバの応用など,様々な技術開発に関して,先端技術の利活用からまさに現場で利用されているシステムの検証事例までの幅広い提案を募集する.議論の対象としてはソフトウェア・ハードウェアシステムの検証に加えて,組込み・実時間システムへの適用,セキュリティ問題解決への応用,車載システム・医用システム開発への導入など,適用事例の報告や応用の枠組みの提案を募集している.導入支援ツールの開発などシステム構築に関する報告も歓迎する.産業界からは現場での適用事例や運用方法・ノウハウなど具体的な活動に関する報告を,学術界からは最新の技術動向や学生への教育実践報告などを期待する. 進行中の研究開発に関する途中経過についての報告も歓迎している.
- 討論形式
- 本セッションでは,事前に発表を募集し,申し込みのあった発表者による各30分程度(質疑・討論含む)のプレゼンテーションを行っていただく予定である.また,共通テーマに関する参加者全員による議論も行う.
- プログラム
-
9月5日(水) 会場:1510(1号館5F) 13:00-13:10 オープニング ワークショップ趣旨説明,自己紹介,等 13:10-14:10 発表(30分 × 2件) モデル検査を用いたステートマシン図の自動修正手法に関する一検討
井川直,栗田聖也,横川智教,有本和民(岡山県立大学)階層化されたシーケンス図のプロセス表現について
横川智教,Thanawan Sean-in,Pattara Leelaprute,有本和民(岡山県立大学,Kasetsart University)14:10-14:30 休憩 14:30-15:30 議論 産業界における形式手法の導入のハードルを下げるためには? 15:30-16:00 ラップアップ 聴講者からのコメント,ワークショップまとめ - ポジションペーパーの扱い
-
原則として,提出いただいたポジションペーパーは SES2018 のサイトに掲載する. ポジションペーパーなしでの発表も可能であるが,その場合はタイトルと発表の概要について討論リーダまで連絡をいただきたい. また,聴講・共通テーマ議論のみの参加も歓迎している.この場合,討論リーダへ事前に申込を行う必要はない.
- 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2018-ws1 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
-
投稿締切 2018年8月3日(金) 採否通知 2018年8月10日(金) 最終原稿締切 2018年8月17日(金)
-
討論テーマ(2)
-
IoT時代のソフトウェア評価
- 討論リーダ
- 野田夏子(芝浦工業大学)
- 岸知二(早稲田大学)
- 連絡先
- ses2018-ws2 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
-
近年ソフトウェアを取り巻く環境は,そのスケール,複雑さ,不確かなどが加速度的に増加しており,ソフトウェアの開発や運用においても様々な問題が生じています.2017年4月に設立されたソフトウェア工学研究会・評価ワーキンググループでは,そうした時代背景の中,特にソフトウェアの評価に焦点をあて,これからのソフトウェア評価について課題や情報を共有し,様々な視点から議論をするための活動を進めてきました.
本ワークショップでは,そうした評価に関わる議論を広く行いたいと考えています.ソフトウェア評価に関わる広範なテーマについて話題を提供いただける方,あるいは議論に参加いただける方の参加を期待します.
- 討論形式
- ポジションペーパーを集めて議論 なお,事前にポジションペーパーを提出せずに当日ポジションを発表することも可とする
- プログラム
-
9月5日(水) 会場:1508(1号館5F) 13:00 オープニング IoT時代のソフトウェア評価
岸 知二・早大13:20 学生セッション IoTアーキテクチャの検証について
佐藤 勇希・芝浦工大IoTのセキュリティ検証について
矢島大嗣・早大可変性と運用プロファイルについて
中村 将仁・早大教育支援ツールの評価について
木間塚 達・芝浦工大15:20 一般セッション プラント制御ソフトウェア開発への、アジャイル導入と品質評価について
井上 健・横河電機ソフトウェア評価に影響を与えるコンテキストの抽出
鵜林尚靖・九大17:00 終了 - ポジションペーパーの扱い
-
ポジションペーパーを集める,集めたペーパーはSESサイトに掲載する
- 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2018-ws2 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
-
投稿締切 2018年8月3日(金)→ 2018年8月17日(金) ※延長しました!採否通知 2018年8月10日(金)→ 2018年8月24日(金) ※延長しました!最終原稿締切 2018年8月17日(金)→ 2018年8月31日(金) ※延長しました!
-
討論テーマ(3)
-
効果的にソフトウェアバグを見つけて修正し減らすことを目指したテスト,デバッグ,品質管理
- 討論リーダ
- 丹野治門(NTT)
- 高田眞吾(慶應義塾大学)
- 連絡先
- ses2018-ws3 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
-
複雑なシステムにおいては,バグを検出するテストを適切に作成し,バグの原因となる箇所を特定し,他の機能への悪影響がないよう適切にバグを修正することには大きな労力のかかる作業である.また,近年では短期間でソフトウェアをリリースしユーザのフィードバックを得ることを重視する開発スタイルもあり,そのような場合には限られた期間内で効果的にバグを除き,加えてリリース後に発生したバグへの対応を迅速に行うことも必要となる.今後は,機械学習/深層学習を活用した新しいタイプのソフトウェアも増えると予想されるが,これらのソフトウェアでは実行結果の正誤判断(何がバグであるかの判断)自体難しいことも多く,このようなソフトウェアの品質をいかに確保するかも重要になっていくと考えられる.本ワークショップでは,様々なタイプのソフトウェア,様々な開発スタイルにおいて,効果的にソフトウェアバグを見つけて修正し減らすことを目指し,
- (1) テスト,デバッグをいかに効率よく行うか
- (2) 品質管理をリリース後も含むソフトウェアのライフサイクル全体としてどのような考え方で行っていくか
について,将来有用そうな要素技術や,実際の開発現場における事例(成功事例,失敗事例や課題など)に関する発表と議論を行い,参加者らの知見を共有,発展させることを目的とする.具体的なトピックは,例えば以下が考えられる.- 要素技術:テスト自動化技術,TestOracle,デバッガ,バグ同定/バグ自動修正技術,品質管理指標,バグ予測,バグの分類 ,テストスイート進化,探索的テスト
- 事例:ユーザのフィードバックを得ながらリリースを繰り返すソフトウェアにおけるテストとバグ管理の事例,機械学習/深層学習を活用したソフトウェアのテスト,デバッグの事例
- 討論形式
-
本ワークショップでは,以下のいずれかを募集する.
- (a) ポジションペーパー(1~2ページ程度)及び当日発表
- (b) ポジションペーパなしの参加(当日発表あり)
※(b)の場合は,参加申し込み時に「発表題目」と「発表概要(100文字~200文字程度)」の2点をお伝え頂きたい.
なお,発表なしでも,本ワークショップへ参加を歓迎する. ワークショップ前半は,参加者それぞれの発表と質疑を行い,互いの知見の共有を行う.後半では,発表で示された事例や新技術についての整理を行ったうえで,議論を行い短期繰り返しリリースを行うアプリケーション開発におけるテスト,品質管理のあるべき姿についての提言をまとめる. - プログラム
-
9月5日(水) 会場:1511(1号館5F) 10:00-10:15 オープニング,自己紹介 10:15-12:15 発表(4件)※1件あたり30分 1. UIレイアウトテストにおける段階的差異検出技術の商用システム適用事例
吉村 優,安達 悠,丹野 治門(NTT)2. 部分的な実行再現を目的とした実行トレース収集手法の調査
嶋利 一真(大阪大学),石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学),井上 克郎(大阪大学)3. アジャイルソフトウェア開発におけるテスティングの課題およびその解決アプローチ
河野 哲也(DeNA)4. 探索的テストの実施内容についてステークホルダー間で合意を得る方法の検討
熊川 一平(NTTデータ)12:15-13:30 昼休憩 13:30-14:30 議論 14:30-14:40 休憩 14:40-16:10 議論 16:10-16:30 クロージング - ポジションペーパーの扱い
-
提出いただいたポジションペーパーはSES2018のサイトには掲載する.
- 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2018-ws3 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
-
投稿締切 2018年8月3日(金) 採否通知 2018年8月10日(金) 最終原稿締切 2018年8月17日(金)
-
討論テーマ(4)
-
ソーシャルコーディングのための実証的ソフトウェア工学
- 討論リーダ
- 角田雅照(近畿大学)
- 連絡先
- ses2018-ws4 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
-
近年,ソフトウェア開発においてソーシャルコーディングの重要性が高まっている.ソーシャルコーディングとは,ソーシャルウェブの仕組み,すなわち他者の行動や成果物の共有をコーディングに導入したものである.ソーシャルコーディングの代表的なプラットフォームはGitHubであり,2018年現在で2800万人以上のユーザが登録しており, 8500万以上のリポジトリが存在する.企業での開発においても,企業版GitHub(GitHub Enterprise)が導入されつつあり,非常に大きな広がりを見せている.
そこで本ワークショップでは,ソーシャルコーディングを支援するために,実証的ソフトウェア工学を中心として幅広く研究を募集する.例えば,GitHubのデータ分析や,GitHubのデータに基づく予測方法の提案などが該当する.これら以外にも,ソーシャルコーディングを促進するために必要なツールの提案や,ソーシャルコーディング以外にも適用可能な予測方法や分析方法の提案なども歓迎する.
- 討論形式
- ワークショップでは,ソーシャルコーディングのための実証的ソフトウェア工学に関する話題を幅広く募集する.各参加者について15分程度の発表の後,15分程度の議論を行う.
- プログラム
-
9月5日(水) 会場:1502(1号館5F) 13:00-13:05 オープニング 13:05-14:35 発表・討論(3件) 1. オープンソースソフトウェアへの寄付行為に影響する要因の予備分析
行澤 宇午,角田 雅照 (近畿大学)2. FLOSS開発者はMicrosoftのGitHub買収をどう考えているか
Natnaree Asavaseri,中才 恵太朗,畑 秀明,Raula Gaikovina Kula,松本 健一 (奈良先端科学技術大学院大学)3. コードレビューにおけるソースコード修正理由の自動提示に向けて
上田 裕己 (奈良先端科学技術大学院大学),伊原 彰紀 (和歌山大学),石尾 隆,松本 健一(奈良先端科学技術大学院大学)14:35-14:50 休憩 14:50-16:20 発表・討論(3件) 4. 初学者を対象としたGitHub flow支援ボット
西尾 泰介,柳川 龍太郎,玉田 春昭 (京都産業大学)5. OSSプロジェクトに対する時系列解析を用いた状態推定の検討
戸田 航史 (福岡工業大学)6. ソフトウェア開発におけるシグナリングの効果分析に向けて
高塚 由利子, 射場 敦義, 角田 雅照 (近畿大学)16:20-16:30 全体討論・クロージング - ポジションペーパーの扱い
- 2ページ以内のポジションペーパーを集めるが,ポジションペーパーなしの参加(議論への参加)も歓迎する.ポジションペーパーは原則SES2018のサイトに掲載するが,希望者については掲載をしない.
- 投稿方法
- 指定フォーマットにて作成の上, ses2018-ws4 AT ses.sigse.jpにメールで送信ください.
- 投稿日程
-
投稿締切 2018年8月10日(金) 採否通知 2018年8月17日(金) 最終原稿締切 2018年8月22日(水)
-
討論テーマ(5)
-
【SES x MLSE】ChainerCVとAzure Web Appsで始めるデプロイ入門
- 講師
- 吉崎亮介(株式会社キカガク 代表取締役社長 )
- 連絡先
- ses2018-ws5 AT ses.sigse.jp
- 趣旨・概要
-
機械学習のモデル構築に関する研究が多く進められる中,学習済みモデルを推論サーバーへデプロイするまでの方法が解説されることは多くありません. しかし,機械学習を活用するまでの工程にはこのデプロイに関する知識は必要不可欠といえます. 今回は機械学習システムの開発・運用にまつわる生産性や品質の向上の追及を目的に発足した機械学習工学研究会(MLSE)との合同企画として,この学習済みモデルをデプロイするまでのワークショップを開催します.
テーマは画像の一般物体検出として,ディープラーニング向けのフレームワークであるChainerの画像に特化したChainerCVとパブリッククラウドであるAzureのWeb Appsという容易にデプロイできるサービスを利用します.
教師データ作成,モデル構築,学習済みモデルのデプロイまでの一連の流れを実際に組みながら紹介します.
-
9月5日(水) 13時~19時 会場:1501(1号館5F) - 申し込み方法
- 9月2日までに,氏名・所属を ses2018-ws5 AT ses.sigse.jpにメールで送信してください.それ以降の申込みの場合,受講できないことがあります.ポジションペーパーは不要です.