SES2018は156名の方にご参加いただき、今年も大盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
受賞者 (敬称略)
最優秀論文賞
- 字句列の共通性に基づく例外処理条件文の抽出手法の提案
- 吉田 敦(南山大学),加藤 大貴(バッファロー),蜂巣 吉成,桑原 寛明(南山大学),阿草 清滋(京都高度技術研究所)
- アジャイルプロダクトライン開発におけるポートフォリオ駆動開発モデルと管理方法の提案と適用評価
- 林 健吾(デンソー),青山 幹雄(南山大学)
企業賞
- 企業のソフトウェア開発に対する自動プログラム修正技術適用の試み
- 内藤 圭吾,谷門 照斗,柗本 真佑,肥後 芳樹,楠本 真二(大阪大学),切貫 弘之,倉林 利行,丹野 治門(日本電信電話)
IEEE Computer Society Japan Chapter SES Young Researcher Award
- 順伝播型ニューラルネットワークを用いた類似コードブロック検索の試み
- 藤原 裕士(大阪大学)
インタラクティブ賞
- リファクタリングによる自然さの変化に関する調査 ---自然さによるリファクタリング支援を目指して---
- 有馬 諒,肥後 芳樹,楠本 真二(大阪大学)
- フェイズ検出を用いたプログラムの性能バグ発生の自動検知
- 溝内 剛,嶋利 一真(大阪大学),石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学),神田 哲也,井上 克郎(大阪大学)
- 情報検索に基づくBug Localizationに不吉な臭いが与える影響の調査
- 高橋 碧,ナッタウット セーリム,林 晋平,佐伯 元司(東京工業大学)
目的
ソフトウェア技術は,コンピュータ技術の発展と社会への浸透に伴って,現代社会にとってなくてはならない重要なインフラを構成するようになっています.それに伴い,そこに求められる社会の要求は急速に複雑化・高度化・多様化してきています.価値ある新たなソフトウェアを作り出し,それを保守し,市場や社会のニーズに合わせて進化させていく上で,基礎的で発展性のある研究と経験的で有効性のある研究を開発の現場のニーズとスパークさせるような場の確立こそがいま求められているといえます.
ソフトウェア工学は,総合的かつ実践的な学問であり技術体系であります.プログラミング・単体テストといった実装技術から,デザインやアーキテクチャといった設計技術,要求分析や仕様定義・妥当性検証といった要求技術,情報システムのあり方を問うビジネスプロセスやサービス定義・品質保証といったサービス技術,それらの統合的運用を考察するライフサイクルやプロジェクト,ピープルウェアを含むマネージメント技術と分野が多岐に渡るだけでなく,ソフトウェアのみならず機械や人間,組織や社会とのインタラクションを含んだ総合性が要求されています.そこでは,単純に実践を目指せば問題が解決するということは望めず,理論研究にもとづくソフトウェアの基本原則と過去のシステム事例研究にもとづく実証経験とを突き合わせて産学連携して総合的に真のソフトウェア工学を目指していくという根気強いアプローチが求められています.
このような問題意識に基づき,ソフトウェア工学研究会では,1995年度から2003年度にかけオブジェクト指向シンポジウムを開催し,オブジェクト指向技術を中心に研究開発と実践の交流の場を提供する活動を展開して参りました.その実績を踏まえ,2006年には,ソフトウェア工学全般に対する社会的ニーズの高まりに応じるために,シンポジウム名をソフトウェアエンジニアリングシンポジウムと改め,より広い領域の研究者・実務者が集う場として開催しました.同シンポジウムは,その後も毎年実施され,ソフトウェア工学研究会の中心的な研究発表の場となっております.
これまでのシンポジウムの成功を受け,2018年度も研究論文,経験論文,ポスター展示,チュートリアル,パネルディスカッション,ワークショップ等を通じて,領域を超えた産学の研究者・技術者・実務者間での有益な切磋琢磨と情報交流の場を提供したいと考えています.
新着情報
- 受賞者一覧と会場写真を公開しました
- (2018/9/12)
- ポスター発表の一覧を公開しました.
- (2018/8/24)
- SIGSE卓越研究賞 論文紹介の情報を公開しました.詳細はプログラムに掲載しております.
- (2018/8/23)
- 機械学習工学研究会(MLSE)との共同企画である「ChainerCVとAzure Web Appsで始めるデプロイ入門」を9月5日のワークショップ開催時にご講演していただくことになりました.ポジションペーパーは不要です.詳細はワークショップのページに掲載しております.
- (2018/8/17)
- シンポジウム2日目9/7の基調講演として,山本 修一郎 氏(名古屋大学)に「ゴール指向の展開」と題してご講演していただくことになりました.詳細はプログラムのページをご覧ください.
- (2018/8/9)
- シンポジウム1日目9/6の基調講演として,三宅 陽一郎 氏(スクウェア・エニックス)に「ゲームを「作る/支配する/理解する」人工知能」と題してご講演していただくことになりました.詳細はプログラムのページをご覧ください.
- (2018/8/8)
- 参加募集を開始しました.皆様からのご参加を心よりお待ちしております.
- (2018/8/7)
- プログラム(暫定版)を公開しました.詳細はプログラムのページに掲載しております.
- (2018/8/6)
- 採択された論文を公開しました.詳細はプログラムのページに掲載しております.
- (2018/7/19)
- ワークショップのポジションペーパーを募集中です.詳細はワークショップのページに掲載しております.皆様からのご投稿を心よりお待ちしております.
- (2018/6/28)
- ワークショップのページを更新しました.
- (2018/6/28)
- シンポジウム論文,研究アイディア論文投稿締切が5月18日(金)まで延長されました.なお,論文投稿数の把握のため,投稿をご予定の方は,可能な限り11日(金)中に著者,タイトル情報等の登録をお願いいたします(11日以降の新規投稿を妨げるものではありません).
- (2018/5/11)
- 投稿ページを公開しました
- (2018/4/9)
- SES2018のサイトを公開しました
- (2018/3/1)
開催日程
2018年9月5日(水):ワークショップ
2018年9月6日(木),9月7日(金):シンポジウム本体
開催場所
東洋大学 白山キャンパス
(東京都文京区白山5丁目28-20) アクセス
主催
共催
IEEE Computer Society Tokyo/Japan Joint Chapter
協賛 (50音順)
後援
重要日程
シンポジウム論文 (研究論文,実践論文) (査読あり,採否あり) | 投稿締切 | 23:59 (日本時間) | |
採録通知 | | ||
最終原稿締切 | | ||
研究アイディア論文 (査読あり,採否なし) | 投稿締切 | 23:59 (日本時間) | |
コメント返却 | |||
最終原稿締切 | | ||
一般論文 (査読なし) | 発表申込 (タイトルとアブストラクト) |
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投稿締切 ※一般論文は投稿論文が最終原稿となります. |
8月10日(金) | ||
ワークショップ提案 | 提案締切 | ||
採否通知 | |||
発表申込締切 | 各ワークショップにより異なります | ||
ポスター展示 | ポスター論文あり | 投稿締切 | |
採否通知 | 8月 3日(金) | ||
最終原稿締切 | 8月10日(金) | ||
ポスター論文なし | 申込締切 | 8月10日(金) | |
採否通知 | 8月17日(金) |